・スキャルピングで海外FXを利用したい方
・少ない資金でもスキャルピングで稼ぎたい方
本記事のテーマ
スキャルピングで海外FXを上手に活用する方法
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>
国内FXと比較したとき、海外FXにしかない特徴がいくつかあります。その海外FXならではの特徴は「スキャルピングで稼ぎにいく場面」ではさらに有利になることが多くあります。
ただ、海外FXの特徴は分かっているけど「具体的にどのように取引に活かせば良いのか分からない」という方は非常に多いと思います。
今回はスキャルピングに活きる海外FXの特徴を紹介し、海外FXの特徴を活かした具体的なトレード例をまとめてみました。
ボーナスを活かしたスキャルピング
海外FXの大きな特徴はボーナスが想定以上にもらえる点です。
海外FXのボーナスとは条件をクリアすることで取引に利用できる資金のことです。ボーナス自体は出金できませんが、ボーナスを利用して得た利益は出金することが可能です。
海外FXのボーナスの種類
・入金ボーナス
・その他ボーナス(取引還元ボーナスなど)
この中でも、口座開設ボーナスは口座への入金を行うことなく利用できるため、ノーリスクで取引を行うことができます。
例えば、口座開設ボーナスはXMで3,000円が付与されます。たった3,000円の口座開設ボーナスですが、海外FXのハイレバレッジをかければ、資金を一気に増やすことが可能です。
XMの口座開設ボーナスで保有できるポジション量
→ ドル円:約2.3万通貨<1ドル115円換算>
口座開設ボーナスのみでドル円を2.3万通貨(0.23ロット)を保有した場合、仮に1円(100pips)の値動きがあった場合は、2万3,000円の利益を得ることができます。

「ハイレバ+ボーナス」ならノーリスクで大きく稼げる
口座の資金が口座開設ボーナスだけであれば、自己資金を一切失うことはありません。フルレバレッジでの全力トレードで勝負できる最高の機会と言えます。

口座開設ボーナスは一度しか利用できないからトレードチャンスをじっくり待とう
ファンダメンタルで動く大相場を狙った投機トレード
ボーナスで一攫千金を狙う場合のお勧めエントリーポイントは、相場が大きく動く指標発表時です。
スキャルピングではテクニカル分析が重要視されますが、指標発表などで相場が一方的に大きく動くことが多いので、少ない資金で狙うならファンダメンタルズ要因は狙い目です。
毎月第一金曜日の夜に発表される「雇用統計」は重要な指標なので毎月のスケジュールもしっかりチェックしましょう。
ファンダメンタルズで相場が大きく動く場面
・FRB利上げ予測によるドル買い
・株式市場の急騰による、リスク選好の円売り など

リスクはあるが短時間で一気に資金を増やせるチャンス
トレード例をドル円1分足チャートで確認してみます。日本時間1月27日午前4時に開催されたFOMCで、パウエル議長が利上げに対して積極的な発言を行った後、ドル買いが進行しました。
発言後、ドル円レートは30分間で50pips程度の上昇を見せます。上昇し始めたら買いでエントリーを行います。値幅をすべて取るのは難しくても、30pips~40pips程度を抜くのは難しくないでしょう。

注目度が高いイベントで生まれた「大きなトレンド」を狙う
XMの口座開設ボーナス3,000円だけであっても、フルレバ取引を行えば、30pips抜くだけで6,900円の利益を得ることができます。
ハイレバレッジを活かしたスキャルピング
海外FXと言えばハイレバレッジを掛けられることが最大の特徴です。
ハイレバでスキャルピングを行う最大のメリットは資金効率が良く、リスクは高いものの技術があれば資金を何倍にも増やすことができる点です。
はじめは資金が少なくても、手法がハマれば雪だるま式に資金を増やしていくことができます。最初は10万円ほどの投資資金であっても、1日で20万円に、1週間で100万円に増やすことも十分に可能です。

投資資金を雪だるま式に増やせるのは、海外FXのレバレッジが高いからこそ
海外FXの標準的な口座レバレッジは400倍~1,000倍なので、標準的なレバレッジかそれより高いレバレッジをかけられるFX業者を利用しましょう。
次にハイレバで取引を繰り返すと、どれだけ資金が増えるのか計算を行ってみます。口座レバレッジ500倍、投資資金10万円でフルレバをかけて、毎回10pips獲得するとしましょう。
口座残高 | ポジション量 | 獲得利益 | |
---|---|---|---|
1回目 | 10万円 | 4.5ロット | 4万5000円 |
2回目 | 14万5000円 | 6.5ロット | 6万5000円 |
3回目 | 21万円 | 9.5ロット | 9万5000円 |
4回目 | 30万5000円 | 13.8ロット | 13万8000円 |
5回目 | 44万3000円 | 20.1ロット | 20万1000円 |
最終の口座残高 | 64万円4000円 |
※1ドル110円で計算
10万円でスタートし、500倍のレバレッジで5回のトレードでそれぞれ10pips獲得した場合、最終的な残高は64万4,000円まで膨れ上がります。
実際にはフルレバトレードは1回の損失で失う金額が大きくなるため、レバレッジは控えめにすることをお勧めします。また、勝ち続けることは非常に難しく、勝ったり負けたりを繰り返しながら、少しずつ資金を増やしていくことになるでしょう。
ただ、これだけ資金を増やせるポテンシャルがあることは事実です。フルレバまでいかなくても、実効レバレッジ200~300倍でスキャルピングを行っていけば、1か月で2倍~3倍に増やすことは現実的に考えて十分に可能です。
レンジ相場の水平線の反発を狙うハイレバスキャル手法
ハイレジバレッジをかければ、小さな値幅であっても、取引回数を積み重ねていくことで利益を大きくすることができます。コツコツとスキャルピングを行うのに適した相場環境がレンジ相場です。
チャートのようにレンジの上限と下限で綺麗に反転しているときは、反転ポイントで逆張りを行うことで小さな利益を積み重ねていきます。

スキャルにとって「明確なレンジ相場は簡単な稼ぎ場」である
チャートでは、15pips~20pipsの値幅ですが、相場によっては5~10pips程度の値幅であったり、30~40pips程度の値幅であったりと様々です。
上限付近では売りでエントリーを行い、レートが下限に近付いたら利益確定を行います。損切りは上限の水平線よりも少し上で行います。逆もまた同様のルールで「コツコツと機械的に」ハイレバでのスキャルピングを狙います。

レンジの上限と下限を見極めることが成功させるための第一条件だ
ゼロカットを活かしたスキャルピング
海外FXの魅力の一つがゼロカットの存在です。ゼロカットは、口座残高がマイナスになった場合、FX業者がマイナス分を補填してくれるシステムのことです。
ゼロカットの詳しい説明は下記の記事をご参照ください。
特に海外FXのハイレバレッジトレードで勝負する場合、ロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになってしまうリスクが高くなります。
ゼロカットシステムがないと、口座残高がマイナスになり、FX業者から追加証拠金を求められるこ事態になりかねません。特に2015年に発生したスイスフランショックのような相場の大変動が起こると、マイナス残高が極端に大きくなる危険性があります。

ゼロカットがないと一発で多額の借金を背負ってしまう可能性も。。
このような大変動が発生することのあるFX相場ですが、ゼロカットシステムがあれば最大損失額を口座資金に限定することができます。
オーバーシュートからの巻き戻しを狙った反転トレード
最大損失額を口座資金に限定できるということで、リスクを取ったトレードが可能です。一つの例として、行き過ぎた相場(オーバーシュート)からの巻戻しを狙う手法を紹介します。
ファンダメンタルズ要因によって相場が大きく動くとき、ロスカットを巻き込みながら、行き過ぎた値動きが見られることがよくあります。そして行き過ぎた相場では、必ず大きな値戻しが発生します。
例えば、以下は2020年コロナショック時のドル円日足チャートです。リスク回避的な円買いが進行し、一日で3円以上下落した後、一気に巻き戻しが起こっています。
オーバーシュート発生後、底打ち&巻き戻しが始まったことを確認してからエントリーを行いましょう。このようなときは反発が大きいため、スキャルピングであっても100pips近い利益を獲得することも可能です。

急な下落時より巻き戻し時の方がエントリーしやすいね!
この手法は逆張りになるため、行き過ぎたポイントを見極められなければ、相場の波に飲み込まれて大損失を出してしまうこともあります。そのため、一般的にはリスキーな手法とされています。
しかし、ゼロカットシステムがあれば、万が一相場の流れを読み違えたとしても口座残高がマイナスになることはありません。

ゼロカットの後ろ盾があるからこそ、思い切ったトレードができる
口座資金は「これだけなら失ってもよい」という金額に留めておくことで、リスクを限定して大きなリワードを狙っていくことができます。