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ウィリアムズ%Rを使ってレンジ相場で稼ぐ最強の方法

ウィリアムズ%Rを使ってレンジ相場で稼ぐ最強の方法
このような方にオススメの記事

・ウィリアムズ%Rの使い方を知りたい方
・レンジ相場で最強のオシレーター系指標を探している方

本記事のテーマ

ウィリアムズ%Rの上手な活用方法を徹底解説

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>

今回の記事では、レンジ内で反転するタイミングを掴むのに最強・最適という呼び声も高いオシレーター系のテクニカル指標、ウィリアムズ%Rをご紹介します。

「8割がレンジ相場」といわれるFX相場では、ウィリアムズ%Rを活用すれば有利にスキャルピングが可能です。基本的な見方や使い方、組み合わせが最強のトレード手法や他のインジケーターも解説するので、ぜひご参考にしてください。

目次

ウィリアムズ%R最強説とは?

成り立ちと豆知識

ウィリアムズ%Rは、買われすぎ・売られすぎのサインをいち早く示してくれるオシレーター系指標です。視覚的にシンプルなことから、FX初心者の方にも人気のインジケーターです。

ウィリアムズ%R

開発者のラリー・ウィリアムズ氏は天才トレーダーとしても有名で、とある投資コンテストでは収益率111,376%を達成したことでも知られています。

計算式

ウィリアムズ%Rの計算式は、以下の通りです。

ウィリアムズ%Rの計算式

ウィリアムズ%R=(直近の終値-直近nの最高値)÷(直近nの最高値-直近nの最安値)×100

分母の意味は、直近nの最高値と直近n最安値の値幅です。このうち直近の終値が直近nの最高値から、どのくらい下がった位置にあるのかを示しています。

計算式は何となく知っておけばOK!

「買われすぎ」の場合、直近の終値と直近nの最高値の差が小さくなるため、ウィリアムズ%Rの絶対値は小さくなります。

一方、「売られすぎ」の場合は、直近の終値と直近nの最高値の差が大きくなるため、ウィリアムズ%Rの絶対値が大きくなります。 

おすすめ設定値

ウィリアムズ%Rを使用する際は、計算の対象期間となる「n」のみを調整できます。

よく使用されるnの設定値は、10・14・20です。設定値を調整するとチャートの動きに対する感度が変化します。設定値が小さいほど感度が高く、買われすぎや売られすぎのサインが出やすくなります。 

一般的にnには、14が用いられています。ただし、ボラティリティが大きいと売買サインが出すぎてしまうので、そのような場面は20がおすすめです。反対にボラティリティが小さくサインが出にくい場合は、10にするなど柔軟に調整しましょう。 

ウィリアムズ%Rの設定値

10:ボラティリティが小さい場面
14:スタンダード
20:ボラティリティが大きい場面

ウィリアムズ%Rの最強の見方&使い方

買われすぎ・売られすぎを判断

ウィリアムズ%Rは「0%~-100%」の間で推移します。

買われすぎ・売られすぎを判断

売買の目安となるのは一般的に以下の数値です。どちらも相場の過熱感を表わすサインとして機能します。

買われすぎ・売られすぎの目安

-20%を上回る場合:買われすぎ
-80%を下回る場合:売られすぎ 

「-20%」と「-80%」の値に注目!

向きで圧力の優勢&角度で勢いの強弱を判断

ウィリアムズ%Rは数値だけでなく、ラインの向きや角度からも相場状況を把握できます。

ウィリアムズ%Rの向きでは、売りが優勢なのか買いが優勢なのかを判断します。

向きと売買圧力

上向き:買い優勢
下向き:売り優勢 

ウィリアムズ%Rの角度では、値動きの勢いや強弱を判断します。

角度と勢いの強弱

角度が急:勢いが強い
角度が緩やか:勢いが弱い 

FXトレードで特に注目したいのは、角度が緩やか(勢いが弱い)場合です。その場合は、相場が反転する可能性が高くなるので、エントリーのチャンスになります。

ダイバージェンスを有効活用する方法

ダイバージェンスとは、ローソク足チャートとウィリアムズ%Rのラインが反対を向いている状況のことです。

下のチャートでは、ローソク足は上昇しているのに対して、ウィリアムズ%Rは下落しています。

ダイバージェンスを有効活用する方法

ダイバージェンスは、トレンドの勢いが弱まっている時に発生する現象なので、相場反転のサインとして機能します。

他のオシレーター系指標でも重要視される現象だね!

ウィリアムズ%Rの売買サインに加えて、ダイバージェンスが発生している時は、エントリーポイントだけでなく利益確定ポイントの目安にもなります。

ウィリアムズ%Rと組み合わせが最強の手法2選

組み合わせが最強の手法2選

・水平線と組み合わせた手法
・チャートパターンと組み合わせた手法

水平線と組み合わせた手法

ウィリアムズ%Rが威力を発揮するのはレンジ相場です。そのため、レンジをハッキリさせることで、エントリーポイントを明確にできます。

レンジの上限と下限を明確にするためには、水平線を引くことが非常に重要です。

水平線と組み合わせた手法

水平線の上限で反転、かつウィリアムズ%Rが-20%以上であれば、売りサインと判断できます。水平線の下限で反転、ウィリアムズ%Rが-80%以下であれば買いサインです。

水平線を組み合わせる最大のメリットは、レンジの終了&トレンドの発生を判断しやすい点です。レンジブレイク時を把握しやすくなるので、エントリーの見送りや的確な損切りをしやすくなり、勝率を上げて余計な損失を減らすことに繋がります。

チャートパターンと組み合わせた手法

ウィリアムズ%Rはレンジで大きな威力を発揮しますが、レンジの上限と下限をいつもハッキリ定義できるとは限りません。このような場合は、反転サインとして機能するチャートパターンも確認することが有効です。

反転時のパターンは覚えておこう!

下のチャートでは、反落サインのチャートパターンとして知られるダブルトップが完成しています。

チャートパターンと組み合わせた手法

ウィリアムズ%Rは、おおむね買われすぎ水準である-20%以上の数値なので、この場合は売りサインとして捉えられます。

ウィリアムズ%Rと組み合わせが最強のインジケーター3選

組み合わせが最強のインジケーター3選

・ボリンジャーバンド
・ストキャスティクス
・モメンタム

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドはトレンド系の指標に分類されますが、方向感がないレンジ相場では逆張りサインとしても使用できます。

ボリンジャーバンドの±2σに注目!

買われすぎ・売られすぎの目安

+2シグマで反転:売りサイン
-2シグマで反転:買いサイン 

下のチャートのように、ボリンジャーバンドの売買サインと、ウィリアムズ%Rの売買サインが同時に確認できた時は、強力なエントリーサインになります。

ウィリアムズ%Rとボリンジャーバンド

ストキャスティクス

ストキャスティクスは、オシレーター系のテクニカル指標で、相場の相対的な強弱を確認できます。売られすぎと買われすぎを判断できる上、売買のタイミングも掴める便利な指標です。

ストキャスティクスの売買サイン

売りシグナル:80%~100%で、%Kが%Dを下抜け
買いシグナル:0%〜20%で、%Kが%Dを上抜け

こちらもトレードでは、ストキャスティクスとウィリアムズ%Rの売買サインが同時に発生した時が売買のタイミングになります。

ウィリアムズ%Rとストキャスティクス

モメンタム

モメンタムとは「勢い」や「はずみ」を意味し、相場の勢いやトレンドの方向性を把握するのに役立つテクニカル分析です。ウィリアムズ%Rとの併用時は、モメンタムの反転サインを利用するのがおすすめです。

モメンタムの反転サイン

上昇中に100を下抜け:上昇から下降に反転するサイン
下降中に100を上抜け:下降から上昇に反転するサイン

下のチャートでは、2つの場所でウィリアムズ%Rとモメンタムの売りサインが出現しています。

ウィリアムズ%Rとモメンタム

一方で100をしっかり抜けない場合は、ウィリアムズ%Rで売買サインが出ていても、売買は見送りましょう。

ウィリアムズ%Rを使った最強のトレード手法3選

最強のトレード手法3選

・指標発表前のレンジ相場で逆張りスキャルピング
・値動きの小さい東京時間を狙ったユーロドルトレード
・月末のトレンド転換を捉えるスイングトレード 

指標発表前のレンジ相場で逆張りスキャルピング

重要な経済指標が発表される前は、トレーダーが様子見を行っているため、方向感のないレンジ相場になる可能性が高くなります。

指標発表前の相場はウィリアムズ%Rとの相性が抜群!

下のチャートは、雇用統計発表前のドル円5分足チャートで、レンジ相場になっていることが確認できます。先ほどご紹介したように、ボリンジャーバンドとウィリアムズ%Rの売買サインを使って逆張りでエントリーします。

指標発表前のレンジ相場で逆張りスキャルピング

利益確定に関しては明確な目安はありませんが、スキャルピングで確実に利益を取るのであれば、ボリンジャーバンドの移動平均線を目安に決済すると良いでしょう。

値動きの小さい東京時間を狙ったユーロドルトレード

東京時間では、ユーロドルはレンジになることが多いので、ウィリアムズ%Rとの相性は抜群です。ここでは、ストキャスティクスと併用してFX取引を考えてみます。

先ほど解説したように、エントリーのタイミングはウィリアムズ%Rとストキャスティクスで同時に売買サインが出現した時です。

値動きの小さい東京時間を狙ったユーロドルトレード

売買サインが出た時にポジションを持っている場合は、利益確定ポイントにしてもOKです。

「買いエントリーのポイント⇒買いポジションの利益確定・売りエントリー」「売りエントリーのポイント⇒売りポジションの利益確定・買いエントリー」といったように、エントリーと利益確定を同時に行えます。

月末のトレンド転換を捉えるスイングトレード

ウィリアムズ%Rはレンジ相場で多用するイメージがありますが、モメンタムを併用することでトレンド転換を捉えられます。

下のチャートは、ユーロドル4時間足です。月末に下落トレンドから上昇トレンドに転換していることが確認できます。なお、月末は、企業が外貨建てにしていた金融資産などを処分して自国通貨資産に戻すので、トレンド転換が発生しやすい時期です。

月末のトレンド転換を捉えるスイングトレード 

月末にかけて相場が大きく下落し、ウィリアムズ%Rの値は売られすぎ水準の-80%以下になっていました。そこから反発し、ウィリアムズ%Rの値が大きくなっていくので、買い圧力が優勢と判断できます。

モメンタムも底打ちしてから上昇していき、下落相場から上昇相場への転換サインである100を上抜けしたところが買いのサインです。その後、ウィリアムズ%Rでトレンド転換サインのダイバージェンスが見られたら、利益確定を行います。

モメンタムでトレンド転換を確認してからエントリーしよう!

ウィリアムズ%Rの弱点&注意点

設定期間が短いとダマシが多くなる

設定期間が短いと、価格の変化に対して過剰に反応してしまうことがあります。設定期間は10以上にしておきましょう。

また、反応度合いは相場環境によって変わるので、設定期間が10以上であっても、あまり反応しすぎるようであれば設定期間を調整することをおすすめします。

相場に合った期間に調整してね!

強いトレンド相場では機能しない

強いトレンドが発生しているときは、-20%以上や-80%以下の状態でも、価格が反転しないことがよくあります。強いトレンド発生時には、-20%以上や-80%以下で張り付いている状態が見られますが、そのような状態で逆張りすると危険です。

トレンド転換時を狙う場合、モメンタムや移動平均線など、他のFXインジケーターと組み合わせて、しっかり転換したことを確認してからエントリーするようにしてください。

ウィリアムズ%RのMT4/MT5での表示方法

MT4/MT5の場合

ウィリアムズ%Rは、海外FX会社の取引ツールのMT4/MT5に標準搭載されています。オシレーター系のインジケーターを選択し、「William’Percent Range」をクリックすれば表示されます。

ウィリアムズ%RをMT4/MT5に表示

選択したら設定画面が表示され、設定期間やラインの色、太さを調整できます。

TradingView

TradingViewでも、ウィリアムズ%Rは標準搭載されています。テクニカルのインジケーター一覧から、「WPR(ウィリアムズ%R)」をクリックすれば、すぐに表示されます。

ウィリアムズ%RをYtadingViewに表示

検索窓で「ウィリアムズ%R」と入力して探してもOKです。

ウィリアムズ%R最強説のまとめ

ウィリアムズ%Rを使用すれば、相場の反転サインを掴めます。特にレンジ相場では、最強のインジケーターといっても良いでしょう。ただし、強いトレンドが発生している時は機能しないので、トレンド発生時の使用は十分に気を付けましょう。

レンジ相場で使う場合、トレンドが発生したらすぐに損切ることが大事!

水平線や他のインジケーターと組み合わせることで、レンジの価格帯を把握しやすくなったり、エントリーのタイミングを掴みやすくなったりします。結果としてバイナリーオプション攻略手法やトレード精度の向上に繋がるので、積極的に活用していきましょう。

さらに、チャートパターンやモメンタムを使用すれば、レンジ相場以外の環境でもトレード可能で、ウィリアムズ%Rの使用シーンを増やせられるのでおすすめです。

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