・雇用統計発表後の大きな値動きで利益を狙いたい
・海外FX特有のハイレバやゼロカットを活かして稼ぎたい
本記事のテーマ
雇用統計で稼ぐスキャルピングFX手法
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>
数ある指標発表の中でダントツに世界のトレーダーが注目する「雇用統計」は発表と同時に大きな値動きを見せることが多く、スキャルピングで利益を上げるには絶好の場面となります。
ただし、雇用統計は特有の動きをすることがあり、スキャルピングや短期トレードのFXには注意すべき点も多くあります。
それらを把握した上で月に1回(第1金曜日)の雇用統計イベントを収益のチャンスにしましょう。
「2023年10月6日(金)日本時間 21:30」に、2023年9月の雇用統計が発表されます。

雇用統計は稼ぐチャンスだから要注目!
雇用統計とは?
FX投資家のみならず世界中が注目するアメリカの雇用統計を簡単に整理します。
雇用統計とは
アメリカ合衆国の労働省が毎月第1金曜日に発表する「米国の雇用情勢」を調べた景気関連の経済指標。特に「非農業部門就業者数」「失業率」に注目が集まる。雇用情勢の変化は、個人所得や個人消費などにも関係し、今後の景気動向に大きな影響を与えることが多い。
2つの注目指標を簡単に紹介します。
非農業部門就業者数
失業率

このコロナ渦でさらに注目度や重要度が上がる雇用統計
雇用統計発表の概要
発表日 | 毎月第1金曜日 |
発表時間(日本時間) | 4月から10月(夏時間):21:30 11月から3月(冬時間):22:30 |
発表内容 | 非農業部門就業者数・失業率の2つを中心に、その他、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給など10数項目 |
発表する機関 | 米国労働省労働統計局 |
調査対象 | 全米企業、政府機関 |
つまり、雇用統計は、アメリカで農業以外の職業に就いた人が何人増えて、失業率がどれくらいになったかを知る指標ということです。
米国に限らず世界各国の中央銀行(日銀など)が常に意識している「物価と雇用」の中の「雇用」が数値化されるので影響は大きく、金利判断の材料として重要になります。
日本と違い米国では企業の業績が悪くなれば素早くリストラ対策を取ることもあり、雇用統計の結果が「アメリカ経済をリアルタイムに映す」と考えられています。
雇用統計の結果が良い時は「ドル安?」「ドル高?」
それでは、雇用統計の結果が良いと為替にはどのような影響があるのでしょうか?

結果によってトレンドがどっちに動くかを事前に把握しておこう!
「雇用統計が良い」を言い換えると「非農業部門雇用者数が予想より多く、失業率が予想より低い」という場面を指します。
この場合は米国の景気がよく、つまり企業の業績が好調、給料は上昇し、物価も上昇します。結果として経済がインフレに向くと考えられ、アメリカの中央銀行であるFRBは「利上げ」という方法でインフレにブレーキをかけようとします。
FRBが利上げをすれば、ドルの価値は上がり、円安ドル高方向へ進むという流れになります。
逆に「雇用統計が悪い」と、業績が悪く、給料も物価も下落するため、FRBは利下げ判断を行い、ドルの価値が下がる(円高ドル安)という流れになります。
雇用統計の発表を狙った指標トレードの注意点
雇用統計による為替変動の理由が分かったので、その発表に合わせた指標トレードの手法について、注意点やテクニックをご紹介します。
まず雇用統計などの指標トレードに共通する注意点が3つあります。
注意①織り込み状況の把握
織り込み済みの好結果の場合
↓
②円安ドル高方向に瞬間的に10〜50pipsほど動く
↓
③その後すぐ、発表から30秒〜1分ほどで発表前の価格に戻る(または発表前よりも円高方向に)

すでに「織り込み済み」の場合は逆に振られるので、投資家心理を把握するための情報収集を忘れずに。
注意②スプレッドが広がる
注意③約定力が落ちる(スリッページが発生する)
雇用統計でのFXの稼ぎ方
ここまで書いた通り、雇用統計の発表後はボラタリティが上がり、値幅を取りやすいタイミングではあるが、逆にリスクも高まります。
そのような状況で活かすべきが「海外FXの取引条件」であると考えます。
雇用統計が作る相場は海外FXで勝負すべき

雇用統計を狙ったFXトレードは海外FXとの相性が良い!
ハイレバレッジでのリスク限定
ゼロカット制度の活用
ボーナスで取引する
2023年のアメリカ雇用統計スケジュール
すべて日本時間です。
2023年1月6日 (金) | 22:30 (冬時間) |
2023年2月3日 (金) | 22:30 (冬時間) |
2023年3月3日 (金) | 22:30 (冬時間) |
2023年4月7日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年5月5日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年6月2日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年7月7日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年8月4日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年9月1日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年10月6日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年11月3日 (金) | 21:30 (夏時間) |
2023年12月1日 (金) | 22:30 (冬時間) |