海外FXのハイレバで億り人になるトレード手法

FXでバーチャートとラインチャートを使う場面とメリット

このような方にオススメの記事

・バー&ラインチャートの使い方を知りたい方
・バー&ラインチャートがおすすめの場面を知りたい方

本記事のテーマ

バー&ラインチャートの方が使いやすい相場環境もある!

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

FXトレードではローソク足チャートが一般的ですが、海外にはバーチャートやラインチャートをメインに用いるプロトレーダーもいます。

バーチャートやラインチャートにはローソク足にない特徴があり、ローソク足よりも大きく効果を発揮する場面もあります。

今回はバーチャートやラインチャートの見方や手法について解説した上で、勝つためのポイントもご紹介します。

目次

 FXのバーチャートとラインチャートとは?

バーチャート

<バーチャート>

ラインチャート

<ラインチャート>

バーチャートは、始値・終値・高値・安値の4本値を、縦線と横線で表示させてチャートが形成されます。ローソク足も4本値で作成されますが、バーチャートには始値と終値の間に実体と呼ばれる四角形で表示されていません。

一方、ラインチャートは、単純にある期間における終値がチャートにプロットされ、それをつなぎ合わせてチャートが形成されます。そのため、ラインチャートには4本値という概念がありません。

どちらのチャートもローソク足より見た目がシンプルだね!!

FXのバーチャートとラインチャートの見方・使い方

バーチャートの見方・使い方

バーチャートでは、高値と安値が一本の縦線で表現されます。さらに、始値は縦線から左方向に延びる横線、終値は縦線から右方向に延びる横線で確認できます。

慣れれば陽線か陰線かすぐに分かるようになるぞ!

また、始値よりも終値が高い位置で終わっていれば陽線、始値よりも終値が低い位置で終わっていれば陰線となります。

バーチャートの見方

ひとつひとつのバーチャートに記録されていることは、日足であればその日の値動き、1時間足であれば1時間の値動きです。高値・安値・始値・終値も、特定の期間における価格が記録されます。

実際にMT4にバーチャートを表示させてみましょう。表示してみると、バーチャートを時間ごとに並べた集合体が表示されます。

バーチャート(買い/売りの優位)

チャート全体を見て、右上がりであれば買いが優位、右下がりであれば売りが優位であることが分かります。

ラインチャートの見方・使い方

一方、ラインチャートは、ローソク足やバーチャートのように、ひとつひとつに分解することができません。前述したように、ラインチャートは終値同士を結んだだけなので、日足であればその日の終値、1時間足であれば1時間の終値を結んだラインが表示されます。

下のチャートは15分足チャートです。使用する時間軸が短い方が、プロットする終値の数は増えるため、その分ラインチャートは滑らかに見えます。

ラインチャート(買い/売りの優位)

ラインチャートは見た目が非常にシンプルなので、上昇圧力が強いのか、下落圧力が強いのか、一目で分かるようになっています。

ラインチャートはトレンド相場で有効活用できるぞ!

FXのバーチャートとラインチャートのメリット・デメリット

バーチャートのメリット・デメリット 

バーチャートのメリット

バーチャートは、高値や安値を強調したシンプルなチャートなので、トレンドラインを引きやすいというメリットがあります。

また、価格が変動している際、ローソク足よりも「動いている感じ」が小さいため、心理的な負担が小さい点もメリットといえるでしょう。見やすさと心理的負担という点に重きを置くなら、使用するメリットは大きいといえます。

バーチャートのデメリット

バーチャートのデメリットは、ローソク足に比べると始値と終値が見にくいことです。どちらかというと、高値と安値の情報のみを重視してトレードしたい方向けのチャートといえるでしょう。

また、初心者の方には慣れてくるまで陽線と陰線の区別がしにくいかもしれません。見やすさという点では、優れたチャートとは言い難いでしょう。

ラインチャートのメリット・デメリット

ラインチャートのメリット

ラインチャート最大のメリットは、余計な情報が少ないという点です。本来チャートは上がるか下がるかだけのシンプルなものですが、情報量が多いと余計な情報を読み取ろうとしてしまいます。

例えば、ラインチャートの場合、ローソク足にあるヒゲを気にする必要がありません。ヒゲを含めて分析するかどうかについて迷う必要もないため、抵抗帯や支持帯も探しやすくなります。

ラインチャートのデメリット

ラインチャートのデメリットはシンプルがゆえ、細かい値動きを把握できない点です。

例えば、ローソク足の長いヒゲは時として、トレンド転換の重要なサインとなります。しかし、ラインチャートでは終値のみを表示するため、ローソク足でいう長いヒゲは無視してしまいます。

余計な情報が少ないというメリットは、時としてデメリットになることを頭に入れておいて下さい。

どちらもローソク足との併用がおすすめだね!

FXのバーチャートとラインチャートがおすすめの場面

バーチャートがおすすめの場面2選

バーチャートがおすすめの場面

・強いトレンドが発生している相場
・節目での反転を狙う場面

強いトレンドが発生している相場

バーチャートの陽線と陰線の見分けがつきにくい、という初心者の方には、強いトレンドが発生している相場に絞ってトレードすることをおすすめします。

強いトレンドが発生している相場では、陽線のみ、または陰線のみが継続するため、1本1本のバーチャートに注視する必要がありません。

強いトレンドが発生している相場

特にファンダメンタルズ要因によって動く相場は、絶好のチャンスです。上のチャートはドル円15分足ですが、ジャクソンホール会議でタカ派的な発言を行われた後、明らかなドル高が確認できました。

このような強いトレンドは多くは見られませんが、出現すれば絶好のチャンスとなります。

しかし、強いトレンド発生時は利益を出しやすいですが、油断は禁物です。何が起こるか分からないので、損切り注文は必ず入れておきましょう。

予期せぬニュースで一気にトレンド転換することも…

節目での反転を狙う場面

先述した通り、バーチャートには4本値の情報が詰め込まれています。4本値の情報を利用することで、底値圏や天井圏での反転をとらえやすくなるでしょう。

下のチャートの買いエントリー部分では、始値や終値と安値の間が長くなっていることが確認できます。これは買い圧力が高まっていることを意味します。ここで買いエントリーを行えば、反転後の上昇分、利益を得られます。

節目での反転を狙う場面

上のチャートのように、節目に水平線を引き、水平線付近で長いバーチャートが出現したら、買いでエントリーを行いましょう。

一方、損切り注文も忘れずに設定しておきましょう。水平線の少し下に置いて、反転せずに再度下落した時に備えておいて下さい。

節目を抜けたら損失が一気に膨らむから、損切りルールは厳守しよう!

売りエントリーの場合も同様です。節目付近で長いバーチャートが出現し、始値&終値と高値の間が大きく空いたら、売りエントリーのチャンスとなります。

ラインチャートがおすすめの場面2選 

ラインチャートがおすすめの場面

・トレンド相場でトレンドラインを目安に順張り
・トレンド転換時に逆張りエントリー

トレンド相場でトレンドラインを目安に順張り

ライントレードは余計な情報が少ないため、トレンドラインを引きやすくなります。トレンドラインを引いた後は、トレンドライン付近で押し目買いや戻り売りでエントリーを行いましょう。

チャートでは、下降トレンドラインを引いてみました。ラインを引いた後、ラインチャートとトレンドラインがタッチしたら、戻り売りを仕掛けていきます。

トレンド相場でトレンドラインを目安に順張り

注意点は、下降トレンドラインを上抜けたら、すぐに損切を行うことです。トレンドラインを抜けた後は、トレンド転換のリスクが高まります。

トレンドラインを目安にすれば、損切りラインを設定しやすいね!

トレンド転換時に逆張りエントリー

トレンドラインを引き、トレンドラインを抜け時はトレンド転換のサインです。この場合は、逆張りでエントリーを仕掛けましょう。

トレンドラインに沿って値動きした期間が長ければ長いほど、トレンドラインを抜けた後、大きなトレンドを形成することが多くなります。

下のチャートはドル円1時間足で、1週間ほどの間、上昇トレンドラインに沿って緩やかに上昇していました。上昇トレンンドラインを下抜け後は、強い下落トレンドに転換していることが確認できます。

トレンド転換時に逆張りエントリー

注意点は途中でダマシが発生していることです。ダマシの発生時は、セオリー通りの値動きが見られないため、とても厄介です。ダマシを防ぐため、上昇トレンドラインを下抜けした後の戻り売りを狙うと良いでしょう。

ダマシが発生することは常に頭に入れておくことが大切!

 FXのバーチャートとラインチャートのまとめ

FXのバーチャートとラインチャートは、ローソク足に比べて見た目がシンプルなことが特徴です。そのため、テクニカル分析を行いやすくなります。

ローソク足が使いにくい人は試してみる価値あり!

また、バーチャートに関しては、ローソク足の情報量と変わらないので、ローソク足同様に使用できる手法は数多くあります。

一方、ラインチャートは、終値だけを用いるため、より単純なチャートといえます。プライスアクションなど、細かな値動きは捉えにくくなりますが、トレンドラインを引くことで、順張りにも逆張りにも対応可能です。

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