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FXのオープンオーダー(オーダーブック)とは?見方と使い方&おすすめ手法

FXのオープンオーダー(オーダーブック)とは?見方と使い方&おすすめ手法
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・オープンオーダーについて知りたい方
・他のトレーダーの動向を把握して取引をしたい方

本記事のテーマ

オープンオーダーの見方&使い方を完全解説

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

FXの「オープンオーダー(オーダーブック)」では、世界中のトレーダーの注文状況を直感的に把握できます。特にスキャルピングでは、エントリーの方向やタイミングを決める際に、オープンオーダーは非常に役立ちます。

今回の記事では、オープンオーダーの概要、見方や使い方、おすすめのトレード手法を解説します。

目次

オープンオーダー(オーダーブック)とは?

オープンオーダー(オーダーブック)とは、自分以外のオーダー情報が分かる板情報です。「どの価格帯で、どれくらいの指値や逆指値が入っているのか」などの情報が分かります。

為替相場は市場参加者の売買によって価格が変動するため、他のFXトレーダーのオーダー情報はその後のトレンドを決める要因となります。

オーダー情報から「投資家の心理」を読み取れる!

オープンオーダーには、一定間隔ごとに価格帯の注文量が記載されています。

例えば、以下のOANDA証券のオープンオーダーの情報からは、150円に約0.5%の売り指値、146円に約0.5%の買い指値が入っているのが確認できます。

オープンオーダー(オーダーブック)とは?

OANDAオープンオーダーでは、他にもオープンポジションと呼ばれる、価格帯ごとのポジション情報も確認可能です。

オープンオーダーやオープンポジションが確認できるサービスは、OANDA証券以外にも提供されており、「LIGHT FXのポジションブック」や「FX ORDER市場オーダー情報」などがあります。

分析用の口座と取引用の口座を分けて、分析用の口座でオープンオーダーを確認するのもおすすめ!

オープンオーダー(オーダーブック)の見方と使い方

現在価格を境に買いと売りの4つの領域で構成

オープンオーダー(オーダーブック)は、現在価格を境に4つの領域に分割されて構成されています。

オープンオーダーの4つの領域

①売り指値
②買い逆指値
③売り逆指値
④買い指値

オープンオーダーのグラフは、横に長ければ長いほど、多くのポジションが入っています。

オープンオーダー(オーダーブック)の見方

例えば、①売り指値の領域では、150円の価格帯に約0.5%の逆指値が入っています。「150円になったら新規売りポジションを保有したい」「現在保有している買いポジションを150円になったら決済したい」などのトレーダーの注文情報を確認できます。

オープンオーダー(オーダーブック)による投資判断

オープンオーダー(オーダーブック)を使ったトレードでは、指値と逆指値の数値を比較し、ポジションの偏りに応じて狙いを定めます。

オープンオーダーで「トレンドの転換点」を把握できる!

売り指値が買い逆指値より多い時は「逆張りの売り」

売り指値の数値が、買い逆指値数値より多い場合、「逆張りの売り」が有効です。

オープンオーダー(オーダーブック)の売り指値と買い逆指値

150円の価格帯では、売り指値は約0.5%、買い逆指値は約0.2%となっており、売り指値の方が優勢であることが伺えます。

優勢の売り指値で考えられる市場心理は、「150円になったら新しく売ろう」「150円になったら保有している買いポジションの利益確定をしよう」などです。

利確を狙う投資家が多い価格帯が見えてくる!

そのため、価格が150円に到達した場合、価格が反転する可能性が高く、150円で「逆張りの売り」が狙い目となります。

買い逆指値が売り指値より多い時は「順張りの買い」

買い逆指値の数値が、売り指値の数値より多い場合、「順張りの買い」が狙い目です。

オープンオーダー(オーダーブック)の売り指値と買い逆指値②

現在の価格である148.09円より4つ上を見てみましょう。買い逆指値は約0.5%となっており、買い逆指値の方が優勢です。

優勢の買い逆指値で考えられる市場心理は、「この価格帯になったら保有している売りポジションを損切しよう」「この価格帯になったら新規で買いを入れよう」などです。

そのため、148.09円より4目盛りに到達した場合、価格が一気に上抜けする可能性が高く、ターゲット価格に到達したら「順張りの買い」を意識しましょう。

売り逆指値が買い指値より多い時は「順張りの売り」

売り逆指値の数値が、買い指値の数値より多い場合、「順張りの売り」が狙い目です。

オープンオーダー(オーダーブック)の売り逆指値と買い指値

147.5円付近の価格帯では、売り逆指値は約0.3%、買い指値は約0.1%となっており、売り逆指値の方が優勢です。

優勢の売り逆指値で考えられる市場心理は、「今保有している買いポジションでは含み損をかかえており、147.5円になったら損切しよう」「147.5円になったら新規売りポジションを持とう」などです。

世界中のトレーダーが注目する価格帯に来てから相場は動く!

のため、価格が147.5円に到達した場合、価格が下抜けする可能性が高く、147.5円で「順張りの売り」を狙いましょう。

買い指値が売り逆指値より多い時は「逆張りの買い」

買い指値の数値が、売り逆指値の数値より多い場合、「逆張りの買い」が狙い目です。

オープンオーダー(オーダーブック)の売り逆指値と買い指値②

146円の価格帯では、買い指値の数値は約0.5%、売り逆指値は約0.2%となっており、買い指値の数値の方が優勢です。

優勢の買い指値で考えられる市場心理は、「146円になったら新しく買おう」「146円になったら保有している売りポジションの利益確定をしよう」などです。

そのため、価格が146円に到達した場合、価格が反転する可能性が高く、146円近辺での「逆張りの買い」を意識します。

オープンオーダー(オーダーブック)と組み合わせが良い分析

オープンオーダー(オーダーブック)では投資家の心理状況を見て、投資戦略を作りましたが、テクニカル分析と併用するとさらに勝率を上げられます。

水平線とトレンドライン

オープンオーダーを用いたトレードと相性が良いテクニカル分析は、水平線とトレンドラインです。ともにブレイクしてはじめて相場が動き出します。

水平線は、レンジ相場の際にレンジ上限と下限にラインを引き、レンジブレイクした際に順張り、レンジブレイクせず反発した場合は逆張りするのがおすすめです。

水平線とトレンドライン

スキャルの基本は「抜けたらついていって、下がったら切る」!

トレンドラインが、レンジブレイクした際は順張り、レンジブレイクせずに反発した場合は逆張りするのが定石です。トレンドラインとは、トレンド時にできるジグザグな値動きの高値と高値、安値と安値を結んでできるラインです。

トレンドラインとレンジブレイク

オープンオーダーが順張りor逆張りとなった状況で、さらに水平線やトレンドラインでも同様のシグナルが出ていると、勝率が高いトレードができるでしょう。

オープンオーダー(オーダーブック)の番外編:オープンポジションの見方

注文量ではなくポジション量を可視化

オープンオーダー(オーダーブック)では注文量を表していましたが、オープンポジションはその価格時のポジション量を可視化したものです。

オープンポジションの4つの領域

①売りポジション(含み益あり)
②売りポジション(含み損あり)
③買いポジション(含み損あり)
④買いポジション(含み益あり)
オープンポジション

オープンオーダーと同様に4つの領域に分類でき、買いや売り両方の含み損、含み益が出ているポジションがどれくらいあるかを把握できます。

ポジション状況からトレンドを予想

オープンポジションでは、含み益があるポジションや、含み損があるポジションを把握できます。そのため、「含み益がある買い」もしくは「売りポジション」が多い場合、利益確定待ちのトレーダーが多く、今後価格が反転する可能性が考えられます。

一方で、含み損がある買い、もしくは売りポジションが多い場合、そのポジションが焼き尽くされることによって価格が一気に加速する可能性も考えられるでしょう。

このようにオープンポジションを用いると、将来の価格動向を大まかに予測可能です。

複数の根拠を組み合わせて戦術を練ろう!

オープンオーダーとオープンポジションを併用するのがおすすめ

オープンオーダーとオープンポジションは、どちらも今後の値動きを予想するのに役立つため、両方併用して使うのがおすすめです。

水平線やトレンドラインとオープンオーダーを併用するように複数のシグナルが同じ方向を向いている場合、その方向へ動く確率が高いです。

そのため、オープンオーダーとオープンポジションのどちらかを使うのではなく、併用することにより、トレードの勝率を上げられます。

中上級者はオープンオーダーとオープンポジションの組み合わせが必須!

オープンオーダー(オーダーブック)を見れる海外FX業者3選

オープンオーダーを確認する方法は様々ですが、スキャルピングでオープンオーダーを活用する際には今回紹介するオープンオーダーを利用するとトレードしやすいでしょう。

おすすめオープンオーダー

・AxioryのcTrader
・MT4/MT5用のインジケーター
・OANDA証券のアプリ

AxioryのcTrader

海外FX業者のAxioryのcTraderは、短期売買で使いやすいFX取引プラットフォームです。

cTraderは約定スピードも早く、60種類以上のインジケーターが使用できます。オープンオーダーのデータ情報と各種インジケーターを組み合わせることにより、勝率の高いFXトレードができるでしょう。

Axioryは、海外FX会社の1つであり、手数料が海外FX業界の中でもトップレベルに安く、何度もトレードするスキャルピングトレードにはうってつけの海外FX業者といえます。

cTraderを活用するなら!

Axioryで口座開設(無料)

MT4/MT5用のインジケーター

OANDAオーダーブックをMT4/MT5用のインジケーターとしても利用できます。

OANDAに本番口座を開設すると、更新頻度が20分に1回のMT4/MT5用のインジケーターが使用可能です。

インジケーターは本番口座を開設した後、会員ページから金額無料でダウンロードできます。その後、MT4またはMT5のインジケーターが格納されているフォルダに入れると使用できます。

OANDA証券のアプリ

OANDA証券のアプリでも、オープンオーダーを活用できます。

アプリ上のオープンオーダーの使用はMT4/MT5用のインジケーターと同様にOANDAの本番口座を保有するのが条件となっています。パソコンではなくスマートフォンでスキャルピングトレードがしたい方におすすめです。

「PCでトレード&スマホで分析」もおすすめ!

オープンオーダー(オーダーブック) まとめ

今回の記事では、FXのオープンオーダー(オーダーブック)についてご紹介しました。

オープンオーダーは投資家の心理状況を直感的に読み取ることができて、海外FXトレードを有利に進められます。通貨ペアやスプレッドに関わらず、オープンポジションやテクニカル分析を併用するとさらに勝率を上げられるでしょう。

FX初心者の方が、スキャルピングトレードで勝率を上げる際は、オープンオーダーやオープンポジションから投資家の心理状況を読み解くのがおすすめです。

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