私がスプレッドが広いXMでスキャルピングをする理由

RSIとボリンジャーバンドを組み合わせたスキャルピングFX

スキャルピングでのRSIの使い方 テクニカル分析
このような方にオススメの記事

・RSIだけの<買われすぎ売られすぎ>判断に不安がある方
・テクニカル分析に不慣れでも分かるエントリーポイントを知りたい方

本記事のテーマ

RSIはボリンジャーバンドと併用すべき

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>

スキャルピングに限らずテクニカル分析を行う手法を用いるのであればインジケーターが欠かせません。

その数あるインジケーターの中でも「RSI」は初心者の方でも簡単に利用でき、使い勝手のよいインジケーターと言われています。ただし、シンプルなRSIだけでは判断材料として頼りないと考える方も多くいらっしゃると思います。

そこで今回はRSIの使い方自体を知らない方やRSIへの信頼が低い方に、RSIを使ったスキャルピング手法とその弱点の克服方法までを解説します。

一般的なRSIの使い方

「反発ポイント」を示すRSI

RSIとは相場の買われ過ぎと売られ過ぎを表すオシレータータイプのインジケーターで、「押し目買い」や「戻り売り」のタイミングとなる反発ポイントを示してくれます。

つまり、RSIは「売られすぎているから買おう」といった逆張りの判断を見分けるツールとされています。

RSIとは

一般的には、70%を超えれば買われすぎなので売りシグナル、30%を下回れば売られすぎなので買いシグナルを示すとされています。

つまり、このRSIの特性上、「RSIを反発ポイントを見分けるツールとして使う場合はレンジ相場が有効」となります。過熱感が出たら元に戻るという動きでレンジ相場を形成している場面では、一般的なRSIの使い方で反転するタイミングを推測できます。

ただし、相場には一方向に勢いを持ってトレンドを形成する場面も多くあります。

スキャルピングで使うRSIの考え方

本来は「トレンドの強さ」を測るRSI

RSIに素直に従い「70%を超えたから(反転を狙った)売りでエントリー」等の判断をしていると、エントリーが早すぎたり、または反転せずにトレンドを強めることが多くあります。

RSIを「逆張りインジケーター」として使うと裏切られる場面が多い

その理由は、「もともとRSIはトレンドの強さを示すインジケーター」であったという事実にあります。つまり、RSIは相場の流れにのった順張り投資(トレンドフォロー)をサポートするツールとして使う方が精度が上がるのです。

その根拠は、RSIを算出する際の計算式からも見て取れます。RSIの計算とは、設定した数値の期間中にどれだけ上昇もしくは下降したのかを算出します。

■RSIの計算式
A=設定した期間の上昇分
B=設定期間の下落分
RSI = A÷(A+B)×100

これだけではわかりにくいので具体例で考えてみましょう。

例えば、RSIの期間を5日間にしていたとし、通貨ペアの状況が次の通りだったとします。

1日目 : 前日比+2
2日目 : 前日比ー3
3日目 : 前日比+1
4日目 : 前日比 ー4
5日目 : 前日比+5

この場合のRSIは、(2+1+5)÷(8+7)×100=8÷15×100=約53%となります。

このように、RSIは設定した数値の期間中にどれだけ上昇もしくは下降したのかを教えてくれるものなので、数値が高ければ上昇トレンドを作っていると考え、50%を超えた場合は上昇圧力が強まっていると考えます。

「買われすぎ」が上昇トレンドを生む背景

以上のように、「一般的なRSIの使い方」と「私がスキャルで使うRSI」とではまったく逆の方向感となってきます。

一般的なRSI:数値が70%以上なら売り 30%以下なら買い
スキャルでのRSI:数値が50〜70%以上なら買い 30〜50%以下なら売り

ただし、この場合

なぜ買われすぎの状態(RSIが70%以上)なのに上昇トレンドが生まれるの?

となりますよね。

それには「買われすぎ=売りポジションの損失が膨らんでいる」という背景があるからです。

RSIが70%以上の場面とはすでにある程度の上昇が進んだ状態でなり、売りポジションを持っていたトレーダーにとっては含み損が膨らんでいる状態でもあります。つまり、買われすぎの状態は「売りポジションが決済(反対売買)されやすい状態」と考えます。

売りポジションの損切りが上昇方向の力となり、損切りが遅れたトレーダーの含み損が膨らむことで、さらに反対売買を誘発する状態となります。

このように、「損切り(反対売買)→上昇→損切り(反対売買)→上昇」の流れができ、買われすぎと思われた状態でも上昇トレンドが続くことがあります。

スキャルでは、損切りが多発する「小さなパニック状態」を狙う!

短い時間の中で発生するこのトレンドはスキャルパーにとっては絶好の稼ぎ場となるため、RSIで見える「売り買いの傾き」は重要な情報となります。

RSIを使う際の注意点

RSI単体では相場を把握できない

損切りがトレンドを強めるということをご理解いただけたと思いますが、

同時に

利益確定の売りも発生するから、やっぱり「買われすぎ」が出たら下降トレンドに反転するんじゃないの?

と思った方も多いと思います。

その通りです。

「買われすぎ」で損切りが発生する場面では同時に利確も生まれおり、利益確定による売り圧力が勝った場合にトレンドは反転します。

売り買いの強弱がぶつかり合っている場面ではレンジ相場に。
その均衡が破れるとトレンド相場になる。

FXの相場は、水平線の付近や指標発表時など重要な局面でのみトレンドを持つと考えられており、基本的には方向感を持たないランダムウォーク理論で動いています。それはつまり、ランダムな動きをしている方向感のない時でもインジケーターはシグナルを発すると言うことです。

その中でも特にRSIが出すシグナルは相場を把握する情報としては不正確な場面があります。

先ほどページ上部でご紹介したチャートの例でも、RSIは70%と30%のラインを行き来しているにも関わらず相場としては上昇トレンドを作っています。

RSIの矛盾点

つまり、「一般的なRSIの使い方」はレンジ相場では価値を発揮するものの、それ以外の場面では信用に値しないと言えます。

そこで、RSIともう一つインジケーターを組み合わせてこの弱点を克服した手法を紹介します。

RSIはボリンジャーバンドとを組み合わせて使う

ボリンジャーバンドも「トレンド把握」のインジケータ

本来はトレンドの強さを知るインジケーターであるRSIですが、RSI単体では相場の大きな方向感を読みづらいという弱点を補うために、ボリンジャーバンドとの組み合わせをお勧めします。

ボリンジャーバンド

奇しくもボリンジャーバンドもRSIと同じく逆張り向きのインジケーターと言われていますが、実はボリンジャーバンドも順張りに使うのが本来の使い方です。(製作者のジョンボリンジャー氏がそのように述べています。)

なお、ボリンジャーバンドは決められた期間内の標準偏差を表すインジケーターです。

レベルは1〜3σ(−1〜−3σ)まであり、1σから−1σに収まる確率は65%程度・2σから−2σは95%・3σから-3σは99%程度とされています。

ボリンジャーバンドの説明

これを偏差値で表すと、1σから−1σは偏差値40〜60であり、大体の人間が当てはまるものと考えて下さい。2σから−2σは偏差値30〜70であり大多数の人が当てはまります。3σから−3σは偏差値が20や80となり、異常な数値を出した者も含めて当てはまります。

つまり、バンドの中心部分に注文ボリュームが集まっており、±2σや±3σとセンターバンドから離れるほどに損切りとしての決済が増えることが想定できます。

なお、ボリンジャーバンドをもう少し詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

例えば、ー2σレベルのバンドの付近で売りをしていた方の損切りは画像の赤色部分にまとまっていることが想像できます。

損切りが集まるエリア

このように基本はバンド内に収まるが、バンドからはみ出た場合は貯まっていた損切りが売りを加速させて大きく伸びる傾向にあります。

つまり、ボリンジャーバンドのバンド外(損切りライン)が抵抗線のような役割となり、ブレイクした途端にトレンドが走り出すという場面がよくあります。これをRSIと合わせると相場の状況判断が可能となります。

具体的にはボリンジャーバンドが±2σや±3σのバンドを超えた時は大きく伸びる時であり、そこでRSIが反応していればトレンドが生まれる可能性は高まります。

このように、2つのインジケーターを組み合わせることでトレンドを掴める確度が上がります。

RSIとボリンジャーバンドを組み合わせたトレード例

それでは実際にRSIとボリンジャーバンドを組み合わせてスキャルピングを行なってみましょう。

下記のチャートではボリンジャーバンドの+2σのバンドを超えたことが確認できます。その場合は次にRSIの反応を見ます。

この場合の正しい順序は
①ボリンジャーバンドの±2σを超えた
②RSIが同方向に伸びているかを確認
③エントリーの準備&トレード

ボリンジャーバンドのバンドを超えた側にRSIのパーセンテージ(ここでは50%以上)が動いていれば、トレンドが発生する可能性が高いのでエントリーの準備をします。

RSIとボリンジャーバンドのシグナル

上記のチャートを見た場合、一般的なRSIの考え方では70%を超えているので「買われすぎ=売りエントリー」の判断となります。しかし、ボリンジャーバンドと組み合わせることで「買いが買いを呼び、損切りの反対売買がさらに買いを押し上げる」という状況に気がつくと思います。

まとめ

今回は、RSI とボリンジャーバンドを使ったスキャルピング手法について紹介しました。

どらちも逆張りに使用すると思われていますが、スキャルピングでは「損切りが作るトレンドを利用した順張り」で活用すべきだと私は考えます。

2つのインジケーターの合理性を活かしつつ、見るべきポイントもシンプルで初心者の方にもお勧めです。特別な方法ではなくインジケーターを表示するだけなのでスマホでも簡単にトレードできます。

非常に手軽でFX初心者の方がスマホでも簡単に扱えるインジケーター同士なので、スキャルピングをする際のチェックポイントとして習慣化する価値のある手法だと思います。興味を持たれた方はぜひ一度ご確認&お試しください。

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