海外FXのハイレバで億り人になるトレード手法

コロナ相場でのスキャルピングFXの稼ぎ方

大荒れ相場で活きるスキャルピング戦略

※この記事は2020年のものです。

このような方にオススメの記事

・コロナ相場に振り回されている方
・激しく上下する相場に躊躇するFX初心者の方

本記事のテーマ

コロナ相場でスキャルパーはどう戦うべきか

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

コロナウイルスは、当初は楽観的にも見られていましたが、あれよという間に猛威を振るい始め、今では世界的にも大流行となりました。

この勢い当面収まる気配がまった見えず、それどころか投資の世界では「コロナ相場」と呼ばれて、暴落や時には急騰を繰り返す個人投資家に脅威と恐怖を与えています。

この様な緊急事態に大荒れのFX相場に挑むには、どの様なスキャルピング戦略が有効なのか私なりの方法をご紹介したいと思います。

目次

大荒れ相場では勝率を気にしない

コロナショック前のドル円は長く無風状態

コロナ騒動がメディアに登場し始めた当時、その時の為替相場はどうだったか覚えているでしょうか。

大荒れ相場とはまったく無関係な平常相場であり、米ドル/円は閑散相場と呼んでもおかしくないボラティリティで、英ポンド/円だけはEU離脱に関する一連の動きで多少値動きが荒い程度でした。

それがコロナ騒動が本格化してくると、2月中旬頃から米ドル/円を始めとした各通貨の値動きが途端に荒く激しくなり、ボラティリティも急激に大きくなっていたのです。為替が大荒れになると、当然ながらNYダウや日経平均なども連動し、上下に大きく触れる激動相場に突入しました。

大荒れ相場では「大雑把な」トレードに

それでは大荒れ相場に突入した時に、スキャルピングでどの様な活路を見出せば良いのでしょうか?

スキャルは数pipisでの利確・損切りが大前提ですが、大荒れ相場ではこのセオリーを一旦は忘れるべきです。すると、スキャルの条件である勝率が下がる可能性もありますが、それを良しとするのが大荒れ相場の戦略です。

大荒れ相場では丁寧なトレードに意味がないから大胆にいこう

理由は繰り返しになりますが、 ボラティリティが関係しています。まずは、2020年1月からコロナ騒動が大きく取り上げられる3月中旬まで、コロナ騒動が本格化したそれ以降のドル円の値幅を比較してみました。

コロナショック前後でのドル円のボラティリティ平均

・コロナ騒動前の一日平均値幅…約45pips
・コロナ騒動突入の一日平均値幅…約200pips

約4.5倍の開きがあり、これだけ大荒れになると、従来の数pipisで決済や損切りは無意味だし、下手すると勝率が高くても一度の損切り失敗で1日の利益が吹き飛ぶ可能性があります。

ですから、いくらスキャルでも大荒れ相場では、勝率よりも一度の取引で利益を大きく伸ばすべきです。もちろん全ての取引では無理ですが、いけると自信がある時は利益を徹底的に追及する。利確を我慢することで、結果的には低い勝率でも最終的な収益を高められます。

1回のスキャルで、昨年までの1日分を稼げる相場だから戦法も変えよう

大荒れ相場では”順張り”で大きく伸ばす

安易な「逆張り発想」は命取りに

スキャルやFX取引だけに限りませんが、投資の手法は大きく分類すると”順張り”と”逆張り”の二つになります。大荒れ相場に適しているのは圧倒的に”順張り”です。テクニカル分析が機能しない現状のような大荒れ相場では順張り以外でのエントリーは自殺行為です。

”順張り”とは、上昇相場ならその流れに乗って注文を入れる手法で、円安に動いているなら買い注文となります。スキャルなので、買い注文と利確・損切りの決済を何度も繰り返します。

大きなトレンドが続くことが予測できていても、至る所に支持線・抵抗線はあり、一時的な反落があるために細かく利益を確定して、再エントリーするのがスキャルピングです。

また、上昇すると分かっていても、平常相場で得意とするチャート波形になると売り注文を入れたくなるのが、スキャルパーの悲しい性でもあります。

しかし、大荒れ相場の場合は、一時的な下落があっても強力な上昇の勢いですぐに元のトレンドに戻る場面が多々あるので、安易な”逆張り”的な発想が命取りになるのです。

自分のスキャル技術を過信すると負けるのが今のような大荒れ相場

「トレンドをつかむ」ことだけに集中

現にドル円も、2月末から急速な円高で3月9日には101円を割り込む付近まで落ち込み、このトレンドに沿って順張りで利益を伸ばすのが大荒れ時におけるスキャルの大前提です。

その後は急速な円安に戻り、結局はコロナ騒動前まで回復をするので、これもスキャルとはいえ日足チャートで大きな流れを掴んでから、1時間足や1分足チャートを駆使して順張りエントリーを繰り返します。

このような大荒れ相場では、為替相場が世界景気を反映しているとは言えず、テクニカル分析の本来の価値もまったく無意味となります。結果的には、スキャルの基本姿勢である「大きな流れに従って”順張り”をする」しかないのです。

平常時とは違った時間足&利益・損切り幅で挑む

普段より長い時間足をみる

世界的な経済停滞が予想されるコロナショックなので、ファンダメンタルズ的には円高株安に大きく動くと解釈してしまいそうになります。しかし、実際には3月20日頃から24日までの1時間足でも50銭から2円の幅でのレンジ相場となりました。

<3月20日〜25日のドル円相場>

3月20日〜25日のドル円相場

このトレンドも1分足や5分足で見ると大きな振れ幅を持ちながらトレンドを作っているため、普段のスキャルピングをしていては損切りの連続で利益は出せていないと思います。

その後、約4円の強い円高トレンドとなりましたが、短期間での動きの中でも細かな上下移動を続けながらのトレンドであることからも普段通りのスキャルでは利益が出しづらいことが分かると思います。

<3月25日〜27日のドル円相場>

3月25日〜27日のドル円相場

私はこのような相場では、「大きなトレンドに乗った8割のポジション」と「下落時に拾って細かく利益を確定する2割のスキャルピング」に資産を振り分けてリスク管理をします。

時間帯にもよりますが、ドル円でも大荒れ相場の場合は1時間で数10銭~50銭程度も円高(又は円安)に動いてしまうことは多々あります。平常時の1日分の値幅をたった1時間で達成することもあります。

ゆえにスキャルへの資産配分を減らし、大きなトレンドでの利益に集中します。

ボラティリティに合わせた損切り幅で挑む

平常時なら数pipsでの利確・損切りが一般的なスキャルですが、大荒れ相場ならどの様に調整するべきか?

先ほど、順張りで出来るだけ利益を伸ばすべきとしましたが、具体的な目安や参考が欲しいものです。それに、より利益を追求して気付けば建値に戻り、損切りというパターンもあるからです。

コロナ相場でのドル円のボラティリティは平常時の約4.5倍となるので、これに従うと仮に通常は4pipsで利確・損切りをしているなら、18pipsでの利確・損切りとなります。

個人的には18pipsでも狭すぎるような場面も多く感じたので、(保有ポジションが少ないこともあり)25pipsほどの幅でスキャルをしていました。通常のスキャルでは考えられない損切り幅ですが、相場の荒れ具合に合わせて調整することが必要になります。

相場変動が大きければ、「ポジション量を減らし、損切り幅を広げること」でリスク管理をして挑もう!

少額&ハイレバ&ゼロカットを活かす

FXの経験値に意味がない相場

今回のコロナ相場に挑むには「スキャル上級者でないと難しい」と考えている方がいるかもしれません。また「手元に資金が潤沢にあれば参戦できたのに」と嘆いている人もいるかもしれません。

しかし、それはむしろ逆です。この相場はFXの経験値は意味を持たない動きをするし、大きな資金でトレードするには危険すぎるボラティリティが続いています。

経験値として役立つのは「利確と損切りの早さ」ぐらい

しかし、国内業者でもレバレッジ25倍、海外業者なら100倍や200倍は当たり前で中には最大レバレッジ3000倍という途方もない超ハイレバを提供する業者がいくつもあります。私が推奨しているXMでは最大レバレッジは1,000倍です。これだけのレバレッジで取引できれば、用意できる投資金額が少なくてもまったく問題がありません。

ゼロカットを活かして一攫千金

海外業者の場合はその大半で「ゼロカットシステム」という”追証なし”が採用されています。要するに、ゼロカットがあると預けた証拠金以上の損失を被る必要がありません。損切りが徹底できればゼロカットになることはありませんが、万が一の保険という意味でこのシステムが採用されているのは便利であり取引の安心感につながります。

ゼロカットの詳しい内容が下記のページをご覧ください。

つまり、上級者でも相場の先行きが読めない大荒れ相場では資金少なさや失敗を気にするよりも、海外業者でスキャルを繰り返すのが得策だと思います。通常より値幅を取れる可能性が高く、失敗しても失うのは預けた金額だけです。

私も、(普段はしない)週末のオーバーナイトなどを別口座を作ってポジション保有しています。今週末もNYダウを5万円分のフルレバレッジでショートしているので明日のオープンが楽しみです。

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