海外FXのハイレバで億り人になるトレード手法

FX勝ち組トレーダーのポジション管理方法

FX勝ち組トレーダーのポジション管理方法
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・FXで王道のポジション管理方法を知りたい方
・銘柄やトレードスタイルごとにおすすめの管理方法を知りたい方

本記事のテーマ

稼ぐために必要なポジション管理方法2選を知ろう

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

FXを始めたばかりのトレーダーは、適切なポジション管理ができないために、大きな損失を抱えることが多々あります。

特に海外FXの場合、大きなレバレッジを利用できることは大きな魅力の1つですが、資金を失わずに市場で勝ち残るには、利益を伸ばすテクニカル手法を習得することと同じくらい、リスクを抑える適切なポジション管理を覚えることが重要です。

今回の記事では、市場で生き残っている勝ち組トレーダーたちに共通する適切なポジション管理方法について解説します。

目次

FXで最適なポジション管理方法とは?

FXにおける最適なポジション管理のコツは、「トレードで発生する損失額をあらかじめ限定しておくこと」です。

経験の浅いトレーダーほど、1回のFX取引で大きな利益を狙おうとしますが、それに比例してリスクも大きくなるのが投資です。

特に、勝率が安定していない初心者は、手持ちの資金を目一杯使ってポジションを抱える傾向にあり、このような身の丈に合わないトレードが、瞬く間に資金を溶かす最大の原因になります。

FX初心者は、まずは最適なポジション管理方法を学ぼう!

ポジション管理に自信がなければ、勝ち組トレーダーたちが採用している以下のルールを取り入れ、資金の大きな減少を避けてコツコツと利益を重ねるのがおすすめです。

王道ポジション管理方法2選

①資金の2%が損切りライン
②利益幅の1/4が損切り幅

FXで最適なポジション管理方法①【資金の2%が損切りライン】

まず1つ目におすすめするポジション管理は、「損失は資金の2%以内に収まるように損切りする」方法です。

これまでにハイリスクのトレードを繰り返してきたトレーダーには、資金の2%という数字は一見小さく思えるかもしれません。

しかし、多くの勝ち組トレーダーが実践しているこの2%というラインは、投資の世界でも有名なルールであり、守っていれば連敗をしても十分に資金を残して再挑戦できます。

初心者のうちから2%以上のリスクを見込んでトレードをしている場合は、最適な損切りのタイミングを逃している可能性が高いので、損切りラインの見直しが必須となります。

「資金の2%が損切りライン」は一番有名かつ堅実なルール!

トレードのリスクを2%にするメリット

FXトレードのリスクを抑える最大のメリットは、仮に連敗をしても多くの資金を残して再出発ができる点です。

特に海外FXトレードを始めたばかりの初心者は「100%勝てる手法=聖杯」を探しがちですが、国内FXや海外FX問わず全てのトレードに勝つことは不可能なので、どれだけ勝率の高い手法であっても、多少の連敗は覚悟しておく必要があります。

1回のトレードのリスクを2%に抑えておけば、たとえ10連敗をしても元の資産の80%以上は残るため、今後のトレードへの影響を小さくでき、FX取引の損失を限定しておけば精神的な負担も減少します。

中長期的に勝負するために、許容リスクはしっかり把握すべき

下記は、1%・2%・5%・10%にリスクを抑えた際の連敗の資金額の減少シミュレーションです。中長期的に大きな利益を狙いつつリスクを管理する勝ち組トレーダーの多くは、リスクを2%に抑えるポジションの管理方法を採用しています。

FXのポジション管理方法「トレードのリスクを2%にするメリット」

リスク金額を決定⇒ポジションサイズを計算

資金の2%を損切りラインにする場合、資金額に2%を乗じて1回のトレードにおけるリスク金額を計算した後、リスクに見合った適正なポジションサイズを計算します。

円を含む通貨ペアと含まない通貨ペアでは、ポジションサイズの計算方法が異なるため、今回は以下の通りクロス円とドルストレートの計算方法をそれぞれ解説します。

ポジションサイズの計算はトレードの必須知識なので、必ず身につけておきましょう。

最低でもドル円の計算方法を知っておこう

米ドル/円などのクロス円の場合

クロス円でのポジションサイズの計算方法は、下記の通りです。

クロス円のポジションサイズ

ポジションサイズ=リスク許容金額÷リスク許容値幅

資金額が300万円で、ドル円でのトレードを想定した場合、リスクを許容する金額は2%の6万円です。

リスクを許容する値幅は「何pips動いたら損切りをするか」を指しており、今回は20pips(0.2円)動いたら損切りをすると設定します。

上の計算式に当てはめると、60,000円÷0.2円=300,000通貨が適正なポジションサイズです。 

ハイレバトレード時は、普段よりロット数を抑えよう!

なお、レバレッジを適用する場合、500倍にすれば600通貨、1000倍なら300通貨というように、レバレッジを上げるほど反比例して、ポジションサイズは減少します。

ユーロ/米ドルなどのドルストレートの場合

円を含まないドルストレートなどの通貨では、以下の通りポジションサイズを計算します。

ドルストレートのポジションサイズ

ポジションサイズ=リスク許容金額÷リスク許容値幅÷決済通貨の対円レート

資金額が300万円、ユーロドルでのトレードを想定した場合、リスクを許容する金額はクロス円と同様に6万円です。

リスクを許容する値幅を20pips(0.00200ドル)、対円レートが1ドル150円の場合、適正なポジションサイズは60,000円÷0.00200ドル÷150円=200,000通貨となります。

以上の通り、同じ資金とリスク金額であっても、決済通貨が異ればポジションサイズが異なる点は重要なポイントです。

FXで最適なポジション管理方法②【利益幅の1/4が損切り幅】

2つ目にオススメするポジション管理は、「リスクリワードが1:4になるように利益幅の1/4を損切り幅にする」方法です。

スキャルパーにとってメインの管理方法!

リスクリワードとは、1回のトレードにおける損失と利益の比率です。利益側の比率が小さいほど、高い勝率を求められます。

ポジションサイズを一定にしてリスクリワードを1:4にすれば、4回のうち1度でもトレードに勝利すればトータルで利益を生むことができるため、勝率の低い初心者のトレーダーでも利益を確保しやすくなります。

FXのポジション管理方法「利益幅の1/4が損切り幅」

利益幅を基準に損切り幅を決めるメリット

利益幅を基準に損切り幅を決めると、複雑な計算も不要で機械的なトレードを繰り返すことが可能です。

FX初心者の最大の敵は、値動きに対して感情が左右される点ですが、利益幅から損切り幅を計算して逆指値注文を入れておけば、感情の変化や相場の急変による損失への対策になります。

利確&損切りラインには必ずラインを引いて俯瞰しよう!

手法&利益幅を決定⇒損切り幅を決める

使用する手法と狙う利益幅を決めた後は、損切り幅が利益幅の1/4となるように設定します。

例えば、ドル円の価格が145.000円で買いエントリーをする場合、狙う利益幅が15pipsであれば、損切り幅は1/4の3.7pipsとなります。

145.000円から15pips上昇した145.150円に利益の決済注文を、3.7pips下落したラインの144.963円に損切りの決済注文を置いておけば、後はチャートを見なくても自動で売買が可能です。

スキャルピングでは1/2が損切り幅でもOK

数秒から数分を単位としてトレードをするスキャルピングであれば、1日のうちにトレードの回数が多くなるため、損切りを利益幅の1/2程度に設定しても問題ありません。

トレードスタイルが短期になるほどエントリーチャンスは増えるため、リスクリワードは小さくし、勝率を重視しながら資金を効率よく運用させるのがおすすめです。

FXで上手にポジション管理をする3つのポイント

ポジション管理はFXトレーダーの土台となる基礎部分であり、海外FX取引の上達を目指すうえで欠かせない能力です。FXは資金を管理するゲームといっても過言ではなく、ポジション管理はテクニカル手法よりも学ぶ優先度の高い知識です。

ここからは上手にポジションを管理するための3つのポイントをご紹介します。

ポジション管理の3つのポイント

・ポジションメイクやクローズのタイミングを複数に分ける
・含み損益やスワップポイントをこめまに確認する
・決済のタイミングをコントロールして節税する

ポジションメイクやクローズのタイミングを複数に分ける

1度のトレードで大量のポジションを持たずに、買い増しや売り増し、部分決済を活用してポジションを小分けにすれば、トレードチャンスの増加とリスクの分散が可能です。

FX相場は常に動いており、既にエントリーしたポジションよりも好条件の相場に将来出会う可能性があります。また、ポジションを小分けにしておけば、急激な相場の変化に巻き込まれても、少ない損失に抑えることが可能です。

さらに利益を伸ばせる見込みがある場合はロット数を調整しつつ追加でエントリーしたり、目標pipsに達したけどまだトレンドが継続している場合は部分決済したりするなど、状況に応じた使い分けがおすすめです。

稼ぐトレーダーほど貪欲に利益を深追いしている!

FX初心者にとっては少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば大きな恩恵を受けられるので、自分の管理できる範囲内でポジションメイクやクローズを複数箇所に分けるようにしましょう。

含み損益やスワップポイントをこめまに確認する

FXは相場の変動が激しいため、ポジションを抱えたまま長期間放置することはNGです。

スイングトレードやポジショントレードなどのトレードスタイルであっても、最低1日に1回は損益の状況を確認し、出口戦略の見直しがないか再確認することが大切です。

特に、通貨の金利差によって生じるスワップポイントがマイナスの場合には、ポジションを持ち続けているだけで資金が目減りすることになるため、注意が必要です。

最低でも1日1回は必ずチャートを確認!

決済のタイミングをコントロールして節税する

FXは毎年1月1日から12月31日までの間に「確定した利益」に対して課税額が決まります。

サラリーマンなら年間20万円、専業主婦(主夫)や学生など無収入の人は年間48万円を超えると、その超えた部分に約20%の税金がかかります。

しかし、あくまでも確定した利益に対して課税されるため、含み益を抱えた未決済のポジションは課税の対象になりません。

年末の時点でポジションを抱えていれば、決済を翌年に持ち越すことで節税できるため、年末のポジション管理は慎重に行うのがおすすめです

FXで最適なポジション管理方法 まとめ

今回の記事では、FXの最適なポジション管理方法をご紹介しました。FXは「市場に参入した人の9割は1年以内に市場から退場する」といわれるほど入れ替わりの激しい世界ですが、退場する多くの原因は、資金を守るための最適なポジション管理を学ばずに、利益を伸ばすための方法に視点を合わせているからといえます。

相場で長く生き残っているFXの勝ち組トレーダーは、資金を守るためのポジション管理能力に長けており、損失を出しても「資金の2%」または「利益幅の1/4」に抑えることを遵守しています。

まずは2つのポジション管理方法のうちのどれか1つを自分のトレードルールに組み込もう!

適正なポジション管理方法の習得は、勝ち組トレーダーの仲間入りするための絶対条件ですので、ポジション管理に自信がない方は、今回の記事を参考にしながら、ぜひ正しいポジション管理の方法をマスターしておきましょう。

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