<プロの本音>スキャルピングFXの良い点と悪い点

このような方にオススメの記事

・これからスキャルピングを始める
・スキャル経験者の本音を知りたい

本記事のテーマ

<プロの本音>スキャルピングFXの良い点と悪い点

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>

まず、タイトルですが、自分のことをプロと言い切ってしまい恐縮ですが、スキャルピングで生計を立てれるレベルになったので、どうかご理解ください。

では、今回はスキャルピングの定義から進めたいと思います。

スキャルピングとは

注文を決済するまでの時間が、数秒から数10秒といった短時間で行われる投資手法。小さな利益を複数回と繰り返し、利益を積み上げる。

つまり、「時間や通貨に関係なく、どの場面でも利益をあげる可能性がある投資法」がスキャルピングなのですが、当然ながらメリットとデメリットが存在します。

このスキャルピングのメリットとデメリットを検証&理解することで、はじめて有益なトレードが実現すると考えます。

長年スキャルパーをしてきた私が考える良い点と悪い点を、いくつかの項目にわけてお伝えしていきます。

スキャルピングのメリット

スキャルピングFXのメリット
良い点① 損失幅を限定できオーバーナイト時の心労がない

スキャルピングは損失幅を小さく限定できる手法と言えます。

これはトレードの特徴によるもので、短期的な売買を繰り返すため、必然的に「穫れる値幅」や「損切の幅」も小さくなります。

1回で大きな利益を狙えない代わりに、もし相場が予想と逆に動いた場合でも損失は限定されます。

そのためには「取引ルールの徹底」が必要になりますが、習慣づけることで勝率を上げ資産を積み上げる有効な方法となります。

スキャルピングFXで勝つための「取引ルール5箇条」

またポジションを翌日に繰り越すようなオーバーナイトを行わないため、夜中寝ている間に相場の急変により大きい損失が出てしまうなどの心配が一切ありません。

短期売買を繰り返し、その日のうちにトレードはすべて完結させるため、心理的なストレスがスイングトレードやデイトレードに比べてはるかに小さくなります。

ポジションを持ったまま仕事をしているとどうしても価格が気になって携帯を手放せなくなった経験はないでしょうか?

スキャルであれば休憩時間や通勤時間に取ったポジションをすぐに手放し、仕事中はノーポジションでいる事ができるため、仕事や家事をしながらFXをする方にも相性がいいトレード方法とも言えます。

あと、初心者の方に多い、常にポジションを持ち続けてしまう「ポジポジ病」と呼ばれる癖をお持ちの方からも、「スキャルを始めたことでポジポジ病から解放された」という話を何度も聞きました。

「ポジポジ病」はスキャルの大敵なので、くれぐれもご注意ください。

良い点② いつでも取引のチャンスがある

相場には大きく動くような時もあれば、小さい値動きしかない時もあります。

デイトレードやスイングトレードのように、長くポジションをホールドして数十PIPSの差益を狙う手法では、小さい値動きの日は利益を得ることができません。

一方、スキャルピングはこういった小動きの相場でも差益をとることができるため、時間を問わず常に取引チャンスがある手法と言えます。

またデイトレードやスイングトレードをメインに取引されている方でも、中長期的なポジションとあわせてスキャルピングを併用し、小さい上下の差益も小刻みに取っていくこともできます。

スキャルピングはいつでも、どこでも、他のトレードにあわせてもポジションを持つことができるため、FXの中でも一番トレードしやすい方法とも言えるでしょう。

そこで重要となるエントリーのタイミングについては「高度なスキャルピング技術」をご参照ください。

良い点③ ハイレバレッジ取引で少ない資金でも十分な利益を狙える

スキャルピングはFXトレードの中でも特にレバレッジを活用した手法であり、少ない資金でも十分にトレードすることが可能です。

国内FXであればレバレッジ25倍までのコースが上限となりますが、国外ブローカーであれば数百倍のレバレッジをかけられます。

「数百倍のレバレッジは怖い…」と思うかもしれませんが、ハイレバレッジのスキャルピングでも、「1回のトレードで損失が10pips以上になったら損切り」と損失を限定させた上でポジションを取るため、リスク量は変わらずに利益幅の拡大を期待することができます。

つまり、ハイレバレッジ取引は「損少利大」を実現するための前提条件であると私は考えています。

ただしこれは「1回で大きな利益を狙える」という話ではなく、「小さな資金でも十分に利益を得れる」ということです。

仮に、1日に15pipの利益を上げることができれば、数ヶ月後には複利効果で資産を10倍以上にすることも可能なため、コツコツと利益を積み上げる意識が大切です。

小さな資金でも大きな利益にすることができる「複利効果」は複利計算表をご参考ください。

FXでの1日の獲得目標は15pipsでOK【複利計算】

また、上記の複利計算表はレバレッジを考慮せずに計算した利益であり、仮に800倍以上のレバレッジで取引した場合はたった30pipsの値幅で資産を3倍にすることができます。

明確なトレンドを掴んだ場合はハイレバレッジでスキャルピングの勝負をすると少ない資金でも大きな利益を狙えます。

以上、特徴的な3つのメリットについて説明しました。

スキャルピングは少ない資金で、いつでもポジションを持つことができる為とても有効な投資方法と言えます。

たくさんメリットがあるものの、やはり中にはデメリットも存在します。スキャルピングをしっかり理解し有効にトレードをするため、次にこのデメリットについても考えていきましょう。

s01

スキャルピングのデメリット

スキャルピングFXのデメリット
悪い点① 細かい作業の連続で根気と集中力が必要

スキャルピングは注文を入れるエントリーのタイミングがとても重要です。

このためティックや1分足〜5分足など短い足のチャートをしっかり見ながら、ここだと思ったポイントでポジションを注文します。そして決済までの間隔も短く、とても集中力が必要なトレードです。

どうしても淡々とした機械的な作業の繰り返しになる為、長時間スキャルピングをやり続けるにはとても体力が必要なトレードと言えます。

「パソコンの前に座ってるだけなら楽でしょ!」と考える方もいるかと思いますが、この作業を毎日続けるとなると実は結構な負荷もあり、できる人の特性も限られてくるのです。

長時間パソコンの前でトレードすることに抵抗がある方は、スキャルをする時間を決めてトレードすると良いでしょう。

何時までとタイムリミットを設定することで、集中してスキャルピングに臨むことができます。また疲れている日や体調がすぐれない日には無理にトレードするのも良くありません。

コンディションを整え短期集中でスキャルピングすることで勝率も上がってくるものです。

悪い点② スプレッドが蓄積する

短期売買を繰り返すということはその分ポジションを持つエントリー回数が増えることになります。

当然エントリー回数が増えればその分スプレッドコストを支払う金額が積み重なっていく計算になります。これはトレードの性質上どうにもならないことですが、それでも私たちができることがあります。それは約定力が強く、低スプレットのFX会社を利用することです。

蓄積するスプレッドは長期的に見れば利益に大きく影響してきます。

私は国内、海外の各FX会社を比較し「スキャルピングであればこの会社を使う」など役割を切り分けをしています。

一見小さいことのように見えますが、スプレッド面でのデメリットを軽減するため必要な事だと私は思っています。

低スプレットの会社を利用し有効にスキャルピングをするようにしましょう。

「利益を確保するために、できるだけ安いコストで仕入れる」という意識を持ち続け、自身のトレードの収益率を上げる努力をする必要があります。

悪い点③ 損切りルールを守れなかった場合の損失が大きい

スキャルピングで損失が限定されるのは損切りポイントをしっかり入れているからです。

もしこのルールを守れず大きめのポジション量のまま損切りを入れていなかった場合、1回のトレードで大変な損失を出す可能性につながります。

スキャルピングは損切りができて初めて成立するトレード方法と言っても過言ではありません。それほど重要なのが損切りルールなのです。

FXで利益が出始めた初心者の多くが経験する「コツコツドカン」と言われるものですが、「小さな利益の積み上げを1回の大損トレードで帳消し」にしないように警戒が必要です。

スキャルピングに限ったことではありませんが、一度設定した損切りポイントは後からズラすことなく、しっかり約定(損切り)させることが大切です。

もしこの損切りに自信がないのであれば初めのうちはポジション量を減らして練習するのをお勧めします。

スキャルピングのトレード感覚や損切りの感覚に慣れてきたら、1回のエントリーで許容できる損失を決めてから実戦的なトレードに入るのがよいでしょう。

s02

まとめ

このようにスキャルピングにはメリットとデメリットそれぞれの面があります。

ただ、その性質や使いどころをしっかり考慮すればとても有益な手法になると言えます。

またスイングトレードのように刻々と変わるファンダメンタルズ情報を追いかける必要もないため、淡々とこなすような作業が得意な方は習得も難しくなく、長く続けることができると思います。

いずれにせよ、プロのトレーダーの中にはこのスキャルピングの手法だけを使って利益を上げている方が多くいます。

それだけ有力なトレード手法であると考えます。

自分の投資スタイルにあわせてスキャルピングのメリットを活かし、有益なトレードをしていきたいものです。

この記事の著者

Dr.ScalpinスキャルピングFX投資家

スキャルピングを始めて12年目を迎えた2児の父です。4年前から専業スキャルパーとして活動していますが、日本ではスキャルピングの情報が少なく、間違った情報が蔓延しているので『スキャルピングFX大辞典』として情報配信を始めました。なお、いろいろ試した結果「ボブ・ボルマン氏のスキャル手法が最強」という結論です。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る