私が「スプレッドが広いXM」でスキャルをする理由

XMで使えるMT4の基本インジケーター5種類

スキャルでも使えるMT4の基本インジケーター5選
このような方にオススメの記事

・XMのMT4やMT5でインジケーターを使いこなしたい

本記事のテーマ

初心者が知るべきXMで使えるMT4のインジケーター

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

今や世界中のトレーダーの標準的な取引ツールになっているMT4ですが、さまざまなインジケーターが最初から組み込まれていることが人気の理由のひとつです。

ここでは、そのように世界で使われ、海外FXのXMで取引を行う場合は必須となるMT4での各種インジケーターの使い方を紹介してきます。(まだMT4/MT5を導入していない方はこちらのXM公式ホームページからダウンロードください。

インジケーターとは

別名ではテクニカル指標と呼ばれる買い時や売り時(エントリー)のタイミングを視覚的に指し示すツールのこと。
なお、あまり知られていないようですが、XMではMT4のチュートリアル動画を多数用意されています。「動画の方が分かりやすい」という方は下記の公式ホームページでYouTube動画をご覧になることをお勧めします。

XMの公式ホームページでMT4の動画を見る

目次

MT4で水平線を引く

MT4で水平線を引く

水平線の引き方

ここでいう水平線とはチャートに横一直線に引くラインのことです。FXにおいてこの水平線は最も簡単で最も重要といっても過言ではありません。まずはMT4の画面で水平線の引き方をチェックしてみましょう。

水平線の引き方は簡単です。画面上部にある横棒を左クリックし、再度チャート上で左クリックします。すると、左クリックした場所に横一直線の水平線が表示されます。

水平線をMT4で設定する

この水平線ですが、引き方のポイントは2箇所以上がタッチしている箇所に引くことです。2度あることは3度あるではありませんが、同じ為替レートで2度反発したところは3度目も反発する可能性が高いです。仮にそのラインを抜けた場合は抜けた方向に沿ってトレードするというのが王道です。

スキャルピングFX大辞典博士_指し棒

ライントレードの基本じゃな

水平線を使ったトレード例

実際に水平線を引いたトレードの例を簡単に紹介します。

水平線を使ったトレード例

赤い線が水平線で何度も上昇を停められているラインです。レジスタンスラインとも呼ばれています。このライン付近で売りを入れるというトレードです。黄色の囲み部分で売りを入れるといった感じになります。

MT4でトレンドラインを引く

MT4でトレンドラインを引く

トレンドラインの引き方

FXなどの相場ではレンジ相場とトレンド相場があります。トレンドとは全体的に為替レートが上昇傾向なのか下降傾向なのかを示すものです。全体的に右肩上がりであれば上昇トレンド、右肩下がりであれば下降トレンドです。FXはトレンドに沿ってトレードすることが大切だと言われていますが、そのためにはトレンドラインなるものを引く必要があります。

上昇トレンドの場合ですと安値と安値を結んだライン、下降トレンドの場合であれば高値と高値を結んだラインです。ではMT4でのラインの引き方を紹介します。画面上部にある斜めの線を左クリックし、再度チャート上で左クリックします。

トレンドラインをMT4で作成する

水平線とは異なり2か所を選択する必要があります。するとクリックした2点を結ぶようにラインが表示されます。デフォルトの状態では、ラインが画面いっぱいまで伸びてしまいます。これはちょっと見にくい場合は、以下のようにラインを選択して右クリックでプロパティを表示させます。

トレンドラインのプロパティ

表示されたダイアログのパラメーターのタブをクリックすると、デフォルトではラインを延長にチェックが入っているので、そのチェックを外します。

トレンドラインのラインを延長

すると、指定した2点のみのラインが出来上がります。

トレンドラインでのトレード例

では、実際のトレンドラインの使い方をチャートで説明していきます。まず、安値(黄色の囲み部分)が2つできたのでここを線で結びます。これが上昇のトレンドラインになり、このラインにレートが落ちてきた時に「買い」で入るエントリー方法です。つまり押し目買いです。実際は黄色の矢印のところでエントリーが可能です。

トレンドラインでのエントリー

MT4で移動平均線を使う

MT4で移動平均線を使う

移動平均線の表示方法

上記で紹介した水平線とトレンドライン意外に人気があるインジケーターとして移動平均線(Moving Average)があります。MAと略させることが多いインジケーターで指定した期間のレートの平均値を表わしたものです。レート全体が上昇傾向なのか下降傾向なのかを視覚的にわかりやすく見ることができます。ではMT4での設定方法です。MT4画面上部にある「挿入」→「トレンド」→「Moving Average」をクリックします。

移動平均線の設定

下記のような移動平均線の設定画面になります。

移動平均線の設定画面
だいたい設定する箇所は「期間」・「スタイル」だけでかまいません。

期間:移動平均線の期間。何日間の平均にするかで、この数字を大きくすればするほど、なだらかなラインになります。よく使われる期間は21日です。スタイル:好みに合わせて色や線の種類、線の太さを変更できます。画面上に複数の移動平均線を表示させるときに使用します。

設定が完了したら、OKのボタンをクリックすると、チャート上に移動平均線が表示されます。

チャートに表示された移動平均線

移動平均線は1分足スキャルピングとも相性がよいインジケーターです。FXや株式でも基本となる移動平均線を使ったトレードは、初心者の方がまずは知るべきトレード手法になります。

MT4でボリンジャーバンドを使う

ボリンジャーバンドの表示方法

続いてボリンジャーバントについて紹介します。ボリンジャーバンドはバンドと呼ばれる上下の線があり、為替レートはこのバンド内に収まるであろうと推測されます。したがって、バンドの上で売って、下で買うという戦略やバンドが上方向に広がった時に買いでエントリーするなどの戦略が立てることができます。ではMT4でどのように設定するかを紹介しましょう。

移動平均線と同様に、「挿入」のタブから「インディケータ」→「トレンド」→「Bolinger Band」をクリックしましょう。

ボリンジャーバンドの設定方法

すると、ボリンジャーバンドの設定画面に移行します。

ボリンジャーバンドの設定画面

設定する主な項目は以下の通りです。

期間:バンドの中心に表示する移動平均線の期間。
偏差:バンドの上下幅。最大でも3ですが2が一般的です。
スタイル:線の色や種類、太さの設定です。

すべてを入力してOKのアイコンを押すと、下記のようになります。

MT4に表示されたボリンジャーバンド

MT4でストキャスティクスを使う

ストキャスティクスの使い方

最後にストキャスティクスの紹介です。

ストキャスティクスは現在の為替レートが買われ過ぎとか売られ過ぎなどを知るのに有効なインジケーターです。終値が設定した日数の価格レンジの中でどのくらいの値になるのかを0から100までの値で表しています。

0に近づけば近づくほど売られ過ぎ、100に近づけば近づくほど買われ過ぎです。それでは、MT4でストキャスティクスを表示させてみましょう。画面上部のタブから「挿入」→「インディケータ」→「オシレーター」→「Stochastic Oscillator」をクリックします。

ストキャスティクスの設定

次に、ストキャスティクスの設定画面が表示されます。

ストキャスティクスの設定画面

色の設定などは個人の好みがあるのですが、レベル表示はしておいたほうがいいです。これは、設定したレベル(ストキャスティクスの数値)にラインを引くものですが、このラインを目安にトレードする人が多いからです。

一般的に70以上だと買われ過ぎ、30以下だと買われ過ぎだと言われています。つまり、ストキャスティクスがこのくらいになったら売りのエントリーを検討するといった感じです。

ストキャスティクスの設定画面2

というわけで「OK」のアイコンをクリックすると、以下のようにストキャスティクスが画面下部に表示されます。

MT4に表示されたストキャスティクス

以上のように、MT4で使えるインジケータについての紹介と設定方法について説明してきました。

今回はざっと簡単に説明しましたが、どの項目も非常に奥が深いテクニカル指標です。これ以外にもMT4には最初から複数のインジケーターがインストールされています。

どのテクニカル指標が自分に合っているかは自分で検証していくしかありません。ですが、どのインジケーターでも勝つことは可能です。したがって、MT4やインジケーターを上手く使いこなすことが、勝利への第一歩ではないでしょうか。

MT4にはFX初⼼者でも活⽤できるように、視覚的に取引の補助をしてくれるインジケーターが⽤意されています。ここでご紹介したのは⼀部の基本的なインジケーターですが、慣れてきたら他のインジケーターを活⽤してみましょう。

目次