・海外FXのトレードビューがスキャルで使えるかを知りたい方
・トレードビューの特徴や強み&デメリットを知りたい方
本記事のテーマ
トレードビュー(Tradeview)がスキャル向きな理由
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>
トレードビュー(Tradeview)は海外では人気のFX会社ですが、日本人利用者はまだ少なく「トレードビューが本当によいFX会社なのか」を判断するのは難しいと言えるでしょう。
ただ実際に口座を開設してみるとスキャルピングに向いている部分が多く、トレードビューで取引することを選択肢の1つとして考えるのもアリだと感じました。
しかしそうは言っても「デメリットもあるのでは?」という不安を抱えたままでは、トレードビューで取引する気にはなれないのも事実です。
そこで今回はトレードビューがスキャルピングに向きな理由とあわせて、特徴やデメリットについても詳しく解説していきます。
トレードビューがスキャルピング向きな理由
ILC口座は取引コスト(スプレッド+手数料)が安い
トレードビューでスキャルピングをするならILC口座をお勧めします。理由は他の海外FX会社と比較して取引コストが安いからです。

トレードビューでスキャルをするなら「ILC口座」の一択です!
ILC口座のスプレッドと取引手数料
- スプレッド=ドル円0.1pips・ユーロドル0.2pips
- 取引手数料=5ドル(1ロットの往復分)

スプレッドも狭いけど特に取引手数料が安い!
<トレードビューのスプレッド&取引手数料>
|
Tradeview |
XM |
Titan |
---|---|---|---|
USD/JPY |
0.1pips |
0.1pips |
0.3pips |
EUR/USD |
0.2pips |
0.1pips |
0.2pips |
EUR/JPY |
0.7pips |
0.6pips |
0.7pips |
GBP/USD |
0.6pips |
0.3pips |
0.5pips |
AUD/USD |
0.5pips |
0.6pips |
0.5pips |
手数料比較 |
|||
取引手数料 |
5ドル |
10ドル |
7ドル |
*XMは「ゼロ口座」、Titanは「ブレード口座」のスプレッド
<スプレッド+取引手数料の合計コスト>
|
Tradeview |
XM |
Titan |
---|---|---|---|
USD/JPY |
600円 |
1,100円 |
1,000円 |
EUR/USD |
800円 |
1,100円 |
900円 |
EUR/JPY |
1,200円 |
1,700円 |
1,400円 |
GBP/USD |
1,100円 |
1,300円 |
1,200円 |
AUD/USD |
1,000円 |
1,600円 |
1,200円 |
*1ドル100円として計算。

トレードビューならどの通貨で取引しても他の海外FX会社より取引コストが安い
ILC口座のスプレッドは全通貨平均で0.2pipsとなっています。時間帯によってはドル円やユーロドルなどの主要通貨ペアのスプレッドが0になることも少なくありません。またILC口座では取引手数料が掛かりますが、
スキャルピングは大量注文を何度も行うことが多いので、取引コストが思ってるよりも多く掛かります。しかしILC口座であれば他の海外FX会社よりコストが安くすむので、スキャルピングをするにはピッタリの口座と言えます。
下記の記事ではスプレッド以外を含めてXMとトレードビューとのスペック比較をまとめています。
トレードビューは約定力が高い
Tradeviewは約定力が高いためスキャルピング時でも、ほぼイメージ通りのタイミングで取引ができています。
Tradeviewの約定力が高い理由
- メインサーバーの回線が高性能
- 50以上のLP(リクディティプロバイダー)と契約

つまりTradeviewは、高速通信で注文先が多いFX会社
Tradeviewは取引用のメインサーバーをLD4というロンドンにあるデータセンターに預けて管理をしていますが、LD4は世界中の金融機関も利用してるため高性能の回線を使ってます。そのため約定力が高くなっています。
またFX会社は相場の価格を提示する時に、LP(リクディティプロバイダー)から提供された金額の中から一番良い価格を選んでますが、Tradeviewは契約してるLPが多いので、提示したい価格を探すのに時間を掛けずに済みます。
スキャルピング時は少しのずれで利益が大きく変わるので、約定力の高いTradeviewはスキャルピングに向いてると言えるでしょう。
指値&逆指値の設定が狭い
海外FXで取引をしたことがある方ならお分かりだと思いますが、一般的な海外FXで指値や逆指値を設定する場合、最小の指値幅でも3.0~4.5pipsほどの猶予が必要です。
しかし、トレードビューの場合は0.2pipsの幅でストップ注文を置けるので便利でスキャルピングがしやすいと言う特徴があります。
十分な利益を生んだポジションがまだトレンドに乗っている場合などは、近くに逆指値を置いて可能な範囲で利益を伸ばしたいので助かります。

「小さな機能の差」だが収益に及ぼす影響は大きい
トレードビューでは多くの取引ツールが使える
Tredeviewでは全5種類の口座を開設できます。また口座によって取引ツールが違うので自分の使いやすい物を選択できます。
口座タイプ |
レバレッジ |
取引方式 |
取引ツール |
---|---|---|---|
X Leverage |
500倍 |
STP方式 |
MT4 |
ILC |
200倍 |
ECN方式 |
MT4 |
MT5 |
100倍 |
ECN方式 |
MT5 |
cTrader |
200~400倍 |
ECN方式 |
cTrader |
Currenex |
200~400倍 |
STP方式 |
Currenex |

使える取引ツールは全部で4種類!
スキャルピングは他の取引方法に比べて判断スピードが重要になるので、取引ツールは使いやすいほうが良いです。Tradeviewは他の海外FX会社と比較しても多くの取引ツールを使えるので、自分と相性の良い物を探せます。
トレードビューの特徴
透明性のあるNDD方式を採用
トレードビューはNDD方式というトレーダーの注文をそのまま銀行やLPに流しているので、透明性のある取引ができると言えます。
透明性があると言える理由

NDD方式を採用した場合、FX会社の利益となるのはスプレッドと取引手数料だけになるよ。
取引方式を大きく分けると「DD方式」「NDD方式」の2つになりますが、DD方式の場合はFX会社がトレーダーの注文を1度預かり、トレーダーが損失を出すとFX会社に利益が出る仕組みになっています。そのため「レート操作」「ストップ狩り」といったような「意図的にトレーダーをまけさせようとする行為」が発生することがあると言われています。
しかしNDD方式はFX会社が中間には入りますが、トレーダーの注文を預かることはないので、公平なレートで取引を行うことができます。
cTrader・Currenexが利用可能
トレードビューではMT4/MT5以外にも「cTrader」や「Currenex」といったプラットフォームが利用可能です。
cTrader・Currenexの特徴
- cTrader=スキャルピング特化型
- Currenex=大量注文が可能

取引ツールってそれぞれに特徴があるんだね!
cTraderはリクオートが一切ないとされてるのでスキャルピングに特化してると言えます。また複数のポジションを同時に決済できるため、ポジションの保有数が多くでも自分の思い通りに取引できます。

リクオートは相場の激しい時間帯に「この価格じゃ決済できません」と拒否されてしまうことで、ズレや滑るとも言われてるよ。
Currenexは最大取引数が約1,000万ドルの取引を1回で行えます。そのため取引量の多いプロトレーダーの使用率が高いと言われています。
トレードビューの企業情報&サポート
35,000ドル/人の信託保全
トレードビューは顧客資金を第三者会計機関のMainstreamGroupがサンタンデール銀行で分別管理を行った上で1人あたり35,000ドル(約400万円)を上限とする信託保全契約を結んでいます。

信託保全が必須ではないCIMAのライセンスでも、Tradeviewはしっかりと補償もしてる
仮にトレードビューが破綻しても35,000ドルまでは、保証してもらえるで安心して取引を行うことができます。
取り扱っている銘柄は113種類
トレードビューでは113種類の銘柄の取引が可能で、海外FXの中でもトップクラスの多さです。
海外FX会社で取引可能な銘柄数
- Tradeview=113銘柄
- XM=102銘柄
- TITAN=約60銘柄

有名な海外FX会社より銘柄数が多い!
特に注目すべき点はETF(Exchange Traded Funds=上場投資信託)が取引可能ということです。海外FX会社の中でもETFの取り扱いがごくわずかです。その中でトレードビューでは27種類のETFを取引できるので、大きなメリットと言えるでしょう。
日本語でのサポートが受けられる
2023年現在、トレードビューは日本人トレーダーへのサポートに力を入れていて、日本語でのサポートが以前よりも充実してきています。
トレードビューへの日本語お問い合わせ方法
- メール
- 担当者からの電話説明(コールバック)
トラブルはどの海外FX会社でもあることなので、日本語でのサポートがあるのはありがたいです。
信頼性のある金融ライセンスを取得している
トレードビューはCIMA(ケイマン諸島金融庁)の金融ライセンスを取得してますが、CIMAはムーディーズからAa3(経済リスクが低い)の評価を受けています。また多くのメガバンクが進出していることやライセンス取得条件を含む多くの情報を公開していることからも信頼性のある金融ライセンスと言えます。

ムーディーズは経済の信用格付けを行っている会社で最高評価はAAA。CIMAは上から4番目のAa3だからかなりの高評価。
マイナーな金融ライセンスを取得する海外FX会社が多い中で、トレードビューは一定の評価を受けている金融ライセンスを取得しています。そのため海外FXでよく聞くお金のトラブルはほとんどないと言えるでしょう。
5分で口座開設ができる
トレードビューは口座開設時に日本語が使えるので時間を掛けずに登録できます。

改善してほしい部分もまだ多いけど、日本人でも違和感なく口座開設できる!
以前は口座開設時の入力フォームが英語表記だったため、口座開設に手間取るトレーダーの方も多く「トレードビューの口座開設は難しい」と言われてましたが。しかし現在は日本語表記に変わったので簡単に登録できます。
ただしトレードビューは口座開設時に身分証明書や住民票が必要となります。他の海外FX会社のように口座開設後に書類をアップロードするといったことはできません。
トレードビューでスキャルピングをするデメリット
キャンペーンやボーナスは一切なし
海外FXではキャンペーンやボーナスなどを行ってる会社が多いですが、トレードビューには一切ありません。

XMなどの主要な海外FXとの大きな違いはこの部分かも。。
ボーナスやキャンペーンがあるとFXを開始する時の資金として使えます。中には数万円単位でもらえることもあるので、ボーナスやキャンペーンがないのはデメリットと言えるでしょう。
ロスカットレベルが高い(維持率100%)
海外FX会社はロスカットの基準を維持率20%としてるところが多いですが、トレードビューは維持率100%でロスカットとなるので、小さな相場変動でもロスカットになる恐れがあります。

スキャルピングは大量注文が多くなるから気を付けないとね…
資金のことだけ考えれば維持率が高いほうが安全な取引ができます。そのため完全なデメリットとは言えませんが、維持率の基準が低ければ取引中の選択肢が増えることは間違いないので、できれば維持率は低いほうが良いと言えるでしょう。
最低入金額が10万円から
トレードビューの最低入金額は10万円です。また「ILC口座」「Currenex口座」の最低取引枚数は1万通貨(0.1ロット)からなので、他のFX会社と比べて資金が必要になります。
XMのゼロ口座の場合
- 最低入金金額=2万円

その他の海外FXでも大体は1〜2万円だからTradeviewは高い方…
ロスカットレベルが高く設定されている点からも、トレードビューは「余裕を持った取引を推奨する会社」だということが読み取れます。
スキャル向き口座「ILC」の最大レバレッジは200倍
5つあるトレードビューの口座の中で最もスキャルピング向きの口座であるILC口座の最大レバレッジは200倍までです。
XMのゼロ口座やタイタンFXのブレード口座の最大レバレッジは500倍で、それと比べると資金効率は落ち、入金すべき資金も多くなります。
ロスカットレベルを考慮するとXMやタイタンFXと同じボリュームをスキャルピングをするなら、資金は4〜5倍は欲しいと言えます。

諸々の条件からも「トレードビューは堅実なスキャルパー」向き!
国内銀行送金が利用できない
トレードビューは国内銀行送金に未対応なので他の方法で入出金する必要があります。
トレードビューで利用できる入出金方法
- 海外銀行送金
- 電子決済サービス(例:bitwallet)

海外銀行送金は手数料が高いし、電子決済サービスは入金までの作業が多くなるのがネック…
他の海外FXは国内銀行送金が使えるところが多いですし、直接クレジットカードで入金することも可能です。ただトレードビューでは利用できないので、すぐに入金したい時でも他の海外FX会社に比べて時間が掛かるといったデメリットがあります。

Tradeviewの最大の弱点は送金面。これが解決すれば海外FXのメイン口座になりうる!
なお、トレードビューの詳しい入金方法は下記の記事にまとめています。
トレードビューの禁止行為について
トレードビューの利用規約ページに禁止行為は記載されていません。しかし「不正確な価格の取引を通じて得た取引利益を回収する権限」と利用規約で明記してるので注意は必要です。

疑われるような取引はしないほうが良いね…
悪質な出金拒否の噂を聞かないので、トレードビューが理由なく取引利益を回収することは考えにくいです。しかし悪質なトレードを行えば、取引利益を回収される可能性があります。
取引中に気を付けること
- アービトラージ
- 両建て
- 経済指標時のハイレバレッジトレード
- 窓埋めのみを狙ったトレード
- ゼロカットシステムを乱用したトレード

他の海外FX会社でも禁止行為になってることは避けよう
トレードビューの口コミ・評判
日本国内での口コミ
トレビューのILC口座はスプレッド狭いので?だけど0.01ロットはできないみたいー?
— ルミ (@rumi20200615) July 15, 2020
トレードビューならドル円除けば国内口座よかスプ狭いよ
— ?アクたん? (@OVERMXCG) July 24, 2020
ILC口座のスプレッドの狭さを評価しているトレーダーが多いです。
最近ボーナスもほぼ使いボーナス無しでも良いのでどこかに入金したいんですがトレードビューってところスプレッド狭そうでいいかも。
— メルちゃん (@jpyyp) February 21, 2020
最低入金が10万円からで1〜2万円じゃできないからあまりユーザー聞かないのかな…?いや実は意外といる⁉️
次ここも使ってみよかな?
トレードビューは最低入金額が10万円でハードルが高いと感じるかもしれませんが、やはりスプレッドの狭さは魅力的です。
海外での口コミ
海外の大手FXレビューサイト「Forex Peace Army」(FPA)でのTradeveiwのレビューは星4と他の海外FX会社と比較して高めです。
FPAに投稿されたトレードビューのレビューをいくつか原文のまま紹介します。
スプレッドの関する口コミ
- トレードビューはいつも最大の利益を与えてくれます。
- 私の口座は安全で、スプレッドはいつも最も狭く、サービスは最高で右に出るものはありません。これらの理由から私はトレードビューをおすすめします。

スプレッドの狭さなどの取引環境の良さを褒める口コミが多く見られます。
サポートに関する口コミ
- 最もカスタマーサービスが優秀な海外FX会社です。
- なんてカスタマーサービスが優秀な海外FX会社なんでしょう。私のアカウントマネージャーのアリとランジーは最高です。どれだけ彼らが素早く私の要望に答えてくれたのか、言葉では表せません。トレードビューこそが最高です

カスタマーサポートの評価が高いのは重要だね!
口座に関する口コミ
- 口座開設時の情報が間違っていました。
- 最近私はTradeviewの口座を開設しましたが、その時に私はレバレッジが100倍であることを2度も確認しました。(しかし実際に口座を開設すると事前の通知なしに20倍のレバレッジ制限が適用され、私はすぐに何もできなくなってしまいました。)

Tradeviewでは10万ドル以上(約1,000万円)の入金をするとレバレッジ規制が掛かるから注意しよう
その他の口コミ
- 信頼できる海外FX会社です。とってもおすすめ。
- 私が取引したことがある中でトレードビューは最高のブローカーの1つです。トレードプラットフォームは信頼性が高く、利用を開始してからほとんど何も問題は起きていません。出金は非常に素早く、サポートも充実しています。とってもおすすめです。
- 私はトレードビューを2016年から利用していますが、入出金は簡単でスプレッドが狭く、勝手に口座からお金が引き出されるといったこともありません。トレードビューを利用しておりとても幸せです。
最後に紹介したレビューが付いたのは2020年4月以降です。そのため丸3年以上はトレードビューを使った結果として、とても満足しているようです。
なお、トレードビューのスプレッドが狭く、手数料が安い理由を下記の記事にまとめています。
トレードビューでFXをはじめる前に知りたいQ&A
トレードビューではデモ口座を利用できる?
デモ口座の利用は可能です。ホームページからデモ口座の申請をすれば開設できます。デモ口座の開設はこちらから。
トレードビューのトレード可能時間帯は?
夏時間が月曜6:05~土曜5:55で、冬時間が月曜7:05~土曜6:55となります。
*日本時間です。
トレードビューの最大ロット数は?
最大ロット数は75ロット(750万通貨)です。ただしアカウントマネージャーとの交渉次第で変更できる可能性があります。