海外FXのハイレバで億り人になるトレード手法

スキャルピングの意味とメリット

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・これからFXでスキャルピングを始める
・スキャル経験者(稼いでいるトレーダー)の本音を知りたい方

本記事のテーマ

FXでのスキャルピングの定義とメリット

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

目次

スキャルピングの意味や定義

スキャルピングの意味や定義

今回はFXにおけるスキャルピングの定義から進めていきます。

FXスキャルピングの定義

注文を決済するまでの時間が、数秒~数分といった「もっとも短時間で行われる」トレード手法。小さな差益を何度も繰り返して、利益を積み上げる。

つまり、時間や通貨に関係なく「どんな相場状況でも利益を狙える」トレード方法がスキャルピングになりますが、それにはメリット・デメリットがあります。そのスキャルピングのメリット・デメリットを理解することではじめて有益なトレードができ、安定した稼ぎを得れると考えます。

ここからは、長年スキャルパーをしてきた私が考える「スキャルピングの良い点5つ・悪い点5つ」をそれぞれご紹介します。

FXスキャルピングの5つのメリット

FXスキャルピングの5つのメリット

良い点① 損失幅を限定できオーバーナイト時の心労がない

スキャルピングは、損失幅を小さく限定できるトレード手法です。短期的な売買(数秒~数分)を繰り返すため、あらかじめ設定する取引ルールも「利益の幅」と「損切りの幅」が小さくなります。

<取引ルール>
例①利確は3pips以上・損切りは5pips以下
例②資産の1%マイナスとなって時点で損切り

この取引ルールを徹底することで、1回で大きな利益を狙えない代わりに、もし相場が予想と逆に動いた場合でも損失は限定されます。

細かい利益を狙うスキャルピングは、ルールの徹底が重要。ルールを守れば損失も大きくならない!

慣れないと難しいかもしれませんが、習慣づけることで高い勝率で資産を積み上げる有効なトレード手法となります。

また、ポジションを翌日に持ち越す「オーバーナイト」を行わないため、寝ている間の相場急変により「想定外の損失」が出る心配がありません。その日のうちにトレードはすべて完結(決済)させるため、デイトレード・スイングトレードに比べて、心理的なストレスがはるかに小さくなります。

良い点② いつでもトレードのチャンスがある

いつでも稼げるスキャルピング

相場は荒い値動きもあれば、小さな値動きしかない日もあります。デイトレード・スイングトレードのように、ポジションを中長期で保有して、多くの差益(100~1000pipsなど)を狙う手法は、値動きが小さいと利益を得ることができません。

とくに、FXは「レンジ相場が70%」と言われるほど、方向感(トレンド)がない状態が続く特徴があるので、「チャートと向き合う時間」に対して「利益」が割に合わない可能性があります。

一方で、スキャルピングは小動きの相場(ドル円で日足の変動幅30pips以下など)でも差益を狙えるため、いつでもトレードチャンスがあります。レンジ相場もスキャルしやすい(レンジ上下限の反転狙いなど)環境なので、極めれば最強のトレード手法と言っても過言ではありません。

1日の中で10〜15pipsの値動きがある場面は何10回もあるよね

良い点③ ハイレバレッジ取引で少ない資金でも十分な利益を狙える

スキャルピングは、レバレッジを活用したトレード手法なので、少ない資金でも十分に利益を狙えます。

国内のFX会社は「レバレッジ25倍」が上限となりますが、海外のFX会社ならハイレバレッジ(500~1000倍)を掛けられます。

最初は「数百倍のレバレッジは怖い…」と思うかもしれませんが、ハイレバレッジのスキャルピングでも、1回のトレードで「損失が5pips以上になったら損切りする」など、損失を限定させて(許容範囲にして)ポジションを取るため、リスク管理しながら利益を最大化できます。

つまり、ハイレバレッジ取引は「損少利大」を実現するための「前提条件」として利用できると、私は考えています。

資金10万円でもハイレバでのスキャル取引なら十分な利益を作れる!

ただし、これは「1回で大きな利益を狙える」という話ではなく「小さな資金でも十分に利益を狙える」ということです。

そのため、絶対条件ではありません。リスクの許容度にあわせた取引でないと冷静な判断ができないので、オススメもしません。

例えば、1日に15pipsの利益を上げることができれば、数ヶ月後には「複利効果で資産を10倍以上」にすることも可能なため、コツコツと利益を積み上げる意識が大切です。

上記の複利計算表は、レバレッジを考慮せずに計算した利益であり、仮に800倍以上のレバレッジでトレードした場合は、たった30pipsの値幅で資産を3倍にできます。

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明確なトレンドを掴んだ場合、ハイレバレッジのスキャルピングなら、少ない資金でも短期間で大きな利益を狙えます。

良い点④ ポジションを保有する時間が短いため、為替変動リスクが低い

スキャルピングは、ポジションの保有時間が数秒~数分なので、その間に暴騰・急落する可能性は低くなります。(*仮に、保有中に値動きが荒れたとしてもトレードルールに則って、利確・損切りをするだけなのでリスク管理しやすい)

トルコショックや2019年年始の円高ショックなど1日で4〜5円も動くことがありましたが、大損をしたスキャルパーはほぼ皆無でしょうし、むしろ戻りのタイミングで大きな利益を上げたスキャルパーが多くいたと思われます。

つまり、FXと切っても切り離せない「為替変動リスク」ですが、スキャルなら比較的にリスクをおさえたトレードができます。

これは、ポジション保有と共に逆指値を入れるルールを徹底することで、大損する可能性は低く、いわゆる「コツコツドカン」になりづらいといえます。

なお、中長期的にポジションを保有する場合は、為替変動リスクが高くなり、土日に持ち越すと想定外の大損(窓開けによるロスカット)になる可能性もあります。保有時間が長いほど、その間に暴騰・急落する可能性が高まるため、利益が見込める一方で見通しが外れると損失が大きくなるので注意しましょう。

良い点⑤ すきま時間でもコツコツ稼ぐことができる

スキャルであれば休憩時間や通勤時間に取ったポジションをすぐに手放し、仕事中はノーポジションでいる事ができるため、仕事や家事をしながらFXをする方にも相性がいいトレード方法でもあります。

私は専業スキャルパーなので、経済指標の発表時刻や時間帯ごとの値動きの特徴を把握しますが、スキャルは、その場の値動き(プライスアクション)を判断材料にするので、難しいファンダメルズ分析が必要ないこともメリットになります。

プライスアクションのみでトレードするので、複数の通貨ペアが表示された「ミニレート」や「表示板」だけを判断材料にすることもあります。

そのため、仕事・家事・学業などで忙しい方でも、すきま時間をお金に変えることができるのです。例えば、下記のような「すきま時間」でもトレードできます。

・就寝前のちょっとした時間
・休憩中や移動中の数分間
・待ち合わせまでの待機中
・通勤途中(ネット接続環境に注意!)
・祝日(土日以外の休日)の予定がない時間帯

以上、5つのメリットにです。

スキャルピングFXのメリット

FXスキャルピングの5つのデメリット

FXスキャルピングの5つのデメリット

悪い点① 細かい作業の連続で根気と集中力が必要

スキャルピングは注文を入れる「エントリータイミング」がとても重要です。取引が利益になるかは、エントリータイミングで8割決まると思って慎重に見計らいましょう。

スキャルでは、ティックや1分~5分足といった短期足のチャートをしっかり見ながら、ここだと思ったポイント(トレードルールによる)で新規注文を入れます。一見すると、決済までの間隔が短いので簡単そうですが、回数を重ねるには根気や集中力が必要なトレード手法です。

また、どうしても淡々とした機械的な作業(利確・損切り)の繰り返しになるため、長時間スキャルピングをやり続けるには、とても体力を使います。「パソコンの前に座ってるだけなら楽でしょ!」と考える方もいるかと思いますが、この作業を毎日続けるとなると、実際は結構な負荷もあり、できる人の特性も限られてくるのです。

長い時間、パソコンの前でトレードを続けることに抵抗がある方は、スキャルの時間を決めて(1日2時間・15分×3セットなど)徐々に慣れることができます。

これは、具体的にタイムリミットを設定することで、集中してスキャルピングができる環境をつくる狙いもあります。

なお、疲れている日や体調がすぐれないときは、無理にトレードすると損失を出しやすくなります。勝率を上げる・キープするためには、精神・身体のコンディションを整えて、短期で集中的にスキャルピングするようにしましょう。

悪い点② スプレッドコストが蓄積する

短期売買を繰り返すと、その分「エントリー回数」が増えることになります。

当然、エントリー回数が増えれば、スプレッド(実質の手数料)を支払う回数も増えるため、取引コストが蓄積します。甘く考えがちですが、蓄積するスプレッドは長期的に見ると利益に大きく影響してきます。

例:ドル円のスプレッド「0.3銭」と「0.5銭」を比較
ロット(取引量)は10万通貨、1日10回のスキャル、ひと月で売買を200回すると「4万円」も取引コストに差があるのです。

0.3銭→10万通貨×0.003円(0.3銭)×200回=60,000円
0.5銭→10万通貨×0.005円(0.5銭)×200回=100,000円

これは、スキャルの性質上どうにもならないことですが、約定力が高く、低スプレットのFX会社を利用すれば軽減できます。

私は国内・海外の各FX会社を定期的に(変更・更新があるので)比較して「スキャルピングであればこの会社を使う」と役割を決めます。

スプレッドによる取引コストは、スキャルの最大のデメリットでもあるので、軽減するために必要な事だと私は思っています。

調べる手間はかかりますが、「利益を確保するために、できるだけ安いコストで仕入れる」という意識を持ち続け、自身のトレードの収益率を上げる努力が必要です。本当に稼ぎたいなら、約定力が高く、低スプレットのFX会社を利用して優位性の高いスキャルピングしましょう。

悪い点③ 損切りルールを守れなかった場合の損失が大きい

スキャルは、損切り注文(逆指値注文、場合によっては成り行き注文でも可)によって損失を限定できます。

もし、このトレードルールを守れずに、損切り注文を入れないと「1回のトレードで大変な損失を出す」可能性があります。なぜなら、スキャルピングは「損切りができて、初めて成立する」トレード方法だからです。それほど重要なのが損切りルールなのです。

FXで利益が出始めると、初心者の多くが経験するコツコツ(稼いで)ドカン(と大損する)ですが、「小さな利益の積み重ねを1回の大損トレードで帳消し」にしないように警戒が必要です。

スキャルに限った話ではありませんが、一度設定した損切りポイントは後からズラすことなく、しっかり約定(損切り)させることが大切です。もし、この損切りに自信がないのであれば、初めのうちはポジション量を減らして練習(デモトレードでも可)するのをおすすめします。

どうしても損切りができないんだよね。。

損切りに戸惑う人はスキャルはもちろん、FX自体が向いてないかもしれないね。。

スキャルピングのトレード感覚(スピード感)や利確・損切りの感覚(冷静に機械的に進めること)に慣れてきたら、1回のエントリーで許容できる損失(例えば、3000円など)を決めて、実戦的なトレードに入るのがよいでしょう。

とくに、自分のトレードルールを守ることで「本当に利益になるのか」を検証する段階は、デモトレードはおすすめです。(真剣にならないと学びは少ないが体験的に把握する方法が一番早いので)実証できれば、負けが続いたとしても「回数を重ねれば利益になる」と、メンタル管理も楽になります。

悪い点④ FX口座が凍結される可能性がある

FX会社によっては「スキャルピング行為」を禁止しているため、口座が凍結される可能性があります

これは、スキャルピングにより、会社側にリスクが発生するための対策です。FX会社には、大きな資金でスキャルピングをされた場合にインターバンクとの取引が間に合わずに損をする可能性があります。

また、サーバーが重くなって約定力が低くなるので、明確に「スキャルピング禁止」にしていることもあるのです。なお、FX会社の利用規約には「短期間・頻度が多い取引で、当社のシステムや他のお客様、リスクヘッジの取引に影響があると当社が判断した場合」のように、濁して記載されています。

短期間とは、どのくらいの期間を差しているのか、どのくらいの頻度だと口座凍結されるか不透明であり、直接的にスキャルピングを禁止する文言はないため、実際の使用感や凍結条件については、口コミサイトなど利用者の意見を確認するようにしましょう。

なお、当サイトで推奨しているXM社は「スキャルOK」の会社ではあるものの、XMの魅力である「XMポイント」は10分以内の取引では付与されないというルールがあるのでご考慮ください。

悪い点⑤ テクニックや相場経験がないと安定して稼げない

スキャルピングは、トレードのテクニック・相場経験がもろに結果に表れます。

ギャンブル感覚(上昇・下落を当てるだけ)で続けると、勝ったり負けたりして結果マイナスになることが多くあります。さきほど紹介した「プライスアクション」のみで売買を繰り返しても利益を得られるのは、長年の相場経験とトレード技術に長けているからです。

とくに初心者の方は、デモトレードや少額取引から始めて、自分で決めたトレードルールの検証&理解することが重要です。

相場経験は、例えば「毎日、21~22時はスキャルの時間」と決めて、1000通貨でもいいのでリアルマネーを使うとよいでしょう。

つまり、トレードルールの検証はデモトレードを利用して、相場の経験値をあげるなら少額取引がおすすめです。自分のトレードルールを深く理解して、勝率を確保できるまでは大変ですが、その労力をかけてでも習得するメリットがあると考えています。また、初心者にありがちな「ポジポジ病」になりやすいこともデメリットのひとつです。

ポジポジ病…ポジションがないと落ちつかない、ポジションがないときに相場が動くのが耐えられないなど、不要な取引を続けること。

以上がスキャルピングFXの5つのデメリットです。スキャルは取引回数が多いですが、基本的には適切なエントリーポイントを見つける作業が中心です。

今なら値幅を狙えるというタイミングを待ちかまえて、欲張らず・焦らずにエントリー&決済を繰り返します。ポジポジ病はスキャルの大敵なので、くれぐれもご注意ください。

まとめ

スキャルには「魅力的なメリット」と「回避すべきデメリット」それぞれの面があります。

ただし、その性質や使いどころをしっかり考慮すれば、とても有益なトレード手法です。

デイトレードやスイングトレードのように、刻々と変わるファンダメンタルズの情報を追いかける必要もないため、淡々とこなす機械的な作業が得意な方は、習得も難しくないので長く続けることができると思います。

なお、プロのFXトレーダーは、このスキャルピングの手法だけを使って利益を上げている方も多くいます。本記事を参考に、スキャルピングは「デメリット以上のメリットがあるのか」を判断する材料になれば幸いです。

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