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ユーロドルの特徴とスキャルピングの狙い方

ユーロドルの特徴とスキャルピングの狙い方
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・ユーロドルの特徴や狙いやすい時間帯を知りたい人
・スキャルピングFXに向いている通貨ペアを知りたい人

本記事のテーマ

ユーロドルの特徴とスキャルピングの狙い方

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

ユーロドル(EUR/USD)は取引量も多く、比較的安定してた値動きをするため、取引がしやすいといった特徴やメリットがあります。

しかしそれ以外にも「稼げる時間帯が決まってる」「スプレッドが狭い」などの特徴があるので、スキャルピングにピッタリの通貨ペアです。

そこで今回は世界のトレーダーに人気のある「ユーロドルの特徴」から「スキャルピングに向いてる理由」を詳しく解説します。

目次

ユーロドル(EUR/USD)の特徴

まずはユーロドルという通貨ペアにはどのような特徴があるのかを把握してもらおうと思います。

世界経済の主役となる通貨ペア

ユーロドルを構成する通貨はEUR(ユーロ)とUSD(米ドル)です。ユーロは約19か国で使用されている通貨で、ユーロ域内の人口は米国の人口を上回ります。世界経済への影響力も非常に強いと言えるでしょう。

一方の米ドルは世界の基軸通貨として機能しており、世界各国の外貨準備高の構成割合で米ドルは60%以上と2位のユーロ20%に圧倒的な差をつけています。

世界の国々が保有する「外貨」の60%がドル!

グローバル経済をけん引する欧州と米国の両国での出来事が、ユーロドルの変動要因となります。

世界通貨の1/4の取引量をシェアしている

ユーロドルは為替市場の中で取引量が最も多い通貨ペアで、世界中の為替取引すべてのうち、約1/4のシェアを占めています。

<通貨ペア別取引量トップ5>

通貨ペア取引高シェア
ユーロドル(EUR/USD)24.0%
ドル円(USD/JPY)13.2%
ポンドドル(GBP/USD)9.6%
豪ドル米ドル(AUD/USD)5.4%
米ドルカナダドル(USD/CAD)4.4%

※国際決済銀行(BIS)の調査をもとに作成

2019年のデータでは、ユーロドルの取引高シェアは24%と、日本人に馴染みの深いドル円の13.2%を大きく引き離す結果となっています。

世界での主要な通貨ペアは圧倒的に「ユーロドル」

ECBの政策金利の影響を受けやすい

ECBとは欧州中央銀行のことで、欧州連合に加盟している国の金利を決める権利を持っています。ユーロは欧州連合に参加している27カ国のうち、19カ国が使用しているため、ECBの政策金利の決定がユーロドルの値動きに影響を与えることが多くなります

ECBの政策金利とユーロドルの値動きの関係性

  • 金利が高い=ユーロドルが上昇
  • 金利が低い=ユーロドルが低下

<マイナス金利開始後のユーロドルの推移>

ECBのマイナス金利によるユーロドルの下落

2014年6月からECBが導入したマイナス金利でユーロドルは大幅に下落しました。その後もマイナス金利が続き、今現在(チャートの右端)もユーロ安の状態が継続しています。

ECBによる政策金利の発表時は、テクニカル指標に関係なく相場が大きく揺れるのでスキャルピングは一旦お休みしよう

ECBが6週間ごとに行う政策内容の発表時間(日本時間)
・金融政策:「4~10月=20:45」「11~3月=21:45」
・ECB政策:「4~10月=21:30」「11~3月=22:30」

ユーロドル(EUR/USD)の値動きの特徴

ユーロドルは圧倒的な取引量を誇ることから、他の通貨ペアにはないユーロドル特有の値動きがあります。

値動きが安定している

ユーロドルは取引量が多いため、流動性が高くなり、イレギュラーな動きが発生しにくくなります。そのため、他の通貨ペアと比べてテクニカル指標の分析通りに動きやすい傾向があります

ドル円も比較的安定してるけど、ユーロドルはさらに素直な動きをしやすい!

ロンドン市場やニューヨーク市場が開いた時は、値動きが激しくなるので注意

日本時間の夕方から活発化

ユーロドルが大きく動き出す時間はロンドン市場が開く16:00前後です。日本時間の午前中や昼過ぎまでは、ほとんど値動きが無いことも珍しくありません。

ロンドン市場が始まる時間帯になると、ヨーロッパの参加者が増え、取引高が活発になります。それまで緩やかでも急な値動きをするので、取引時は十分注意しましょう

<日本時間の16時&21時に動きやすいユーロドル>

時間帯ごとのユーロドルの値動き

また日本時間の21時以降は、米国の参加者も増え、値動きがさらに活発になります。これらのことを踏まえると、ユーロドルで大きな利益を出す絶好のチャンスは、日本時間の16時前後と21時以降と言えます

ただし、経済指標発表時は値動きを予測するのが難しくなります。そのため、指標発表時に大きなポジションを持つことは避け、発表後の流れに乗るイメージでトレードを行うことをお勧めします。

ドル円と逆相関になりやすい

ユーロドルの値動きはドル円が上昇すると下落、またドル円が下落すると上昇といったようにドル円と逆に動きやすいという特性があります。また特にドル主導で値動きが発生しているときはその傾向が強くなります

<ユーロドルの1時間足チャート>

ユーロドルの1時間足チャート

<ユーロドルの1時間足チャート>

ユーロドルの1時間足チャート

実際にユーロドルとドル円のチャートを比べてみると、ある程度の逆相関が見られることが確認できます。ユーロドルの値動きは、ユーロとドルの関係を見ていればある程度の予想はできるが、より精度を高めるためには、ドル円の値動きもチェックするのもアリでしょう

ただし、ほぼ同時に値動きするため、ドル円の動きに合わせてユーロドルで取引することは不可能なので、覚えておきましょう

ユーロドルがスキャルピングで選ばれる理由

ユーロドルの取引条件はスキャルピング向きなので、世界的にもユーロドルでスキャルピングを行うトレーダーも数多くいます。

そこでユーロドルでスキャルピングを行うとどのようなメリットがあるのかを紹介します。スキャルピングで取引するときの参考にしてください。

スプレッドが狭い

ユーロドルはFX通貨ペアの中で1、2位を争うスプレッドの狭さを実現しています。スキャルピングを行うのであれば、スプレッドの狭さが重要なので、大きなメリットとなります

海外FXでは、狭い業者で1pips程度、広い業者でも2pips以内に収まっているところがほとんどです。

<XMのスプレッド>

スタンダード口座KIWAMI極口座ゼロ口座
EUR/USD1.7pips0.7pips0.1pips
USD/JPY1.6pips0.7pips0.1pips
EUR/JPY2.3pips1.2pips0.4pips
GBP/USD2.1pips0.7pips0.2pips
GBP/JPY3.6pips1.4pips1.2pips

取引量が多く、利幅の少ないスキャルピングはスプレッドが狭いほうが利益が出やすい!

ドル円のスプレッドはユーロドルと同水準ですが、ほかの通貨ペアはユーロドルよりもスプレッドが広い傾向にあります。日本人に人気の高いユーロ円は、スプレッドの狭い業者であっても、2pips程度です。

取引量が多く分析がしやすい

ユーロドルの取引量は世界で最も多く、多くのトレーダーが参加します。そのため、チャートに偏りが出にくく、テクニカル的に重要なポイントが、エントリーポイントや決済ポイントとなりやすいという特徴があります

エントリーや決済以外にもリスクを減らせるといったメリットもあり!

分析した通りの値動きであれば、少しの利幅でも十分利益が獲得できます。また取引量が多くなりがちなスキャルピング時でも逆行する可能性が低くなるため、大きな損失も防げる通貨ペアと言えるでしょう。

ボラティリティが適度に大きい

短期間で利益を出すには、ボラティリティの大きさが必要ですが、ユーロドルはロンドン市場とニューヨーク市場が開いた瞬間に激しく値動きする可能性が高くなります。そのため、スキャルピングのような短期トレードでも大きな利益を上げることが可能です

安定してるユーロドルだけど狙いを定めれば短期間でも稼げるチャンスが多い!

ユーロドルは落ち着いている時間帯も多くあるため、全体を通してみると、価格が安定している通貨ペアと言えます。しかし特定の時間帯だけはボラティリティが大きくなるので、覚えておきましょう。

各時間帯(メイン市場)ごとのスキャルピング戦略は別の記事でまとめているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

市場ごとのスキャルピングの狙い方

なお、よりボラティリティの高い通貨ペア「ポンドドル」をスキャルピングで狙いたい方は下記の記事をご参照ください。

XMのユーロドル(EUR/USD)の特徴

ボーナスを使ったハイレバトレードができるので海外FX業者の中で私が推しているXMについて、ユーロドルの取引条件を紹介します。まだ、XMの口座をお持ちでない方はデモ口座でもXMをお試しになることをお勧めします。

ゼロ口座のスプレッドは狭い

XMのスタンダード口座のスプレッドは1.7pipsで、KIWAMI極口座(KIWAMI口座)は0.7pipsです。ちなみにマイクロ口座は1ロットの通貨量が小さいため、スキャルピングでは大きな利益を狙いにくくなります。

一方、ゼロ口座(ZERO口座)のスプレッドは0.1pipsと狭く、スキャルピング向けなことがわかります。

XMユーロドルのスプレッド&取引手数料

  • スプレッド=0.1pips
  • 取引手数料=10ドル(1ロット往復分)
    *合計=1.1pips

XMは約定力も高いから、値動きが激しくてもズレることが少ない!だから取引に掛かる手数料は、上記の分だけと考えることができる。

ただしスプレッドは狭いですが、取引手数料は他の海外FX会社と比べて若干高くなってます。しかしXMの約定力は高い上に、プラットフォームも約定力の高いMT5が使えるので、短時間で取引を行うスキャルピング向きであると言えます

スタンダード口座のスプレッドは標準【XMポイントでカバーできる】

 XMのユーロドルのスプレッドは、Exness(エクスネス)HFM(旧HotForex)などスプレッドの狭い業者に比べると、やや広い印象を受けます。ただ、XMでしかもらえない取引ボーナスを有効活用すれば、スプレッドの差額分は簡単にカバーできます

<スプレッドの比較表>

スプレッド
XMTrading1.7pips
exness1.1pips
HFM1.3pips
FXGT1.7pips
BigBoss1.8pips

スプレッドのみを比較すると高い印象を受けるが、XMのスタンダード口座はXMポイントがもらえます。また取引回数が増えるごとにもらえるXMポイントは多くなるので、他のどの海外FX会社よりも最終的にはお得に取引できます

XMポイントのランクがアップすればゼロ口座よりもお得になる!

また、スキャルピングであれば取引量や取引回数が増えるため、XMポイントを貯めやすくなります。そのため、XMのスタンダード口座ならユーロドルの取引を有利に進められます

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