海外FXのハイレバで億り人になるトレード手法

FXで勝てるエントリールールの作り方

FXで勝てるエントリールールの作り方
このような方にオススメの記事

・FXでの具体的なエントリールールの作り方を知りたい
・FXの初心者でも安定して勝てる方法を学びたい

本記事のテーマ

自分が得意とするFXのエントリールールを作ろう

FX初心者は、独自のエントリールールを作ることで安定的に利益を出しやすくなります。

荒れた相場・値動きの小さい相場・一方向に動く相場など、トレードを行っていると様々な相場を経験しますが、FXで勝てるようになるには確固たるエントリールールが必要です。

今回は、勝てるエントリールールの作り方や、ルール作りのポイントを具体的に解説します。

目次

FXのエントリールールとは

トレーダーがそれぞれ独自に設定するルール

FXのエントリールールとは、それぞれのトレーダーが独自に設定する取引ルールのことです。

詳しくは後述しますが、インジケーターやトレンドラインなどの様々な基準をもとに、自分でエントリールールを作成することになります。

ルール作りは、FXで勝つために誰もが通る道だよ!

例えば、「移動平均線から50pips乖離したら逆張りで売り増しする」のように、自分が決めたエントリー条件を満たした場合は、実際にエントリーします。

そのため、事前に決めたルール通りに売買するので、トレードごとに「どこで買おうかな」「そろそろ売ってみようかな」など悩むことがなくなり、根拠のあるトレードができるようになります。

勝てるエントリールールが1つでもあれば強い

勝率の高いエントリールールが1つでもあれば、トータルの収益が改善します。なぜなら、1つのルールだとしても、ルールの条件が合えば「繰り返し何度でもエントリーできる」からです。

ルールを作ると、自分の得意パターンが見つかる!

また、「日足でトレンドを判断して押し目買いする」など、取引チャンスがあまりないエントリールールであっても、勝てる手法であれば、長期的な視点で考えると安定的な利益につながります。

もちろん、勝てるルールが多いほどエントリーチャンスは増えます。その分、利益を出しやすくなりますが、まずは「これだ!」といったエントリールールを1つ作ることが大切です。

FX初心者がエントリールールを持つべき理由

エントリーポイントがFXの肝になるから

FXの損失・利益を大きく左右する要因のひとつに、エントリーポイントがあります。より有利な位置(価格)で売買するためには、エントリーポイントを絞ることが必要です。

エントリーポイントを絞るために「ルール化する」とも言えるよ!

例えば、上昇トレンドの押し目買いや、移動平均線のゴールデンクロスなど、相場の中には「今後どのように動くのか」を予測しやすいポイントが隠されています。

つまり、「上昇トレンドの直近高値を更新したらエントリーする」など、今後の値動きを予測しやすいポイントに合わせてエントリールールを作ることで、勝率の高いトレードを実現できるのです。

ギャンブルトレードでは勝ち続けられないから

エントリーの根拠がないにもかかわらず、「何となくこっちに行きそうだ……」という感覚でエントリーを行っていると、長期的に勝ち続けることは難しいでしょう。

たしかに、FXは感覚的なことも大切です。少しの値動き(プライスアクション)をもとに、エントリーを行うか・行わないかを直感的に判断しているトレーダーも多くいます。

感覚的なトレードは上級者のテクニックだよ

ただし、それはエントリーの根拠があった上で活きてくるものです。最初から直感に頼ってエントリーしても、ギャンブル感覚のトレードになってしまい、勝ち続けることは困難になります。

ノウハウの蓄積がトータルの収益に反映されるから

エントリールールを作るプロセスとして、相場を分析したり、何度も取引して検証したりします。

これは、相性の良いテクニカル分析を探しながら、実際に取引回数を重ねることで「エントリールール通りに取引したらトータルで利益になるのか」を確認する作業です。

トレードの分析・検証によって利益を安定化させる!

このとき、トレードの分析・検証を継続していると、インジケーターやライントレードの使い方など、FXで勝つためのノウハウがどんどん蓄積されていきます。

エントリーのさじ加減(ロット数の調整)を知ることができたり、エントリールールを微妙に改善したりすることによって、トレードで蓄積されたノウハウは、やがて収益に反映されるのです。

また蓄積されたノウハウは、新たなエントリールールを作るときにも役立ちます。

エントリールールのパターン分類

相場環境による「トレンド重視型」

エントリールールは、「トレンド重視型」「チャートパターン型」「テクニカル分析の組み合わせ型」「時間帯型」の4パターンに分類されます。

まずは、「トレンド重視型」についてご紹介します。これは、相場環境によってエントリールールを決めるというものです。

相場環境を見るときに重要なのは「全体的な大きな流れを見ること」なので、4時間足~日足のローソク足をチェックして、大きなトレンドを把握します。

4時間足~日足のローソク足

さらに、相場の波を定義する「エリオット波動」や「ダウ理論」などを意識すると、値動きのサイクルも判断材料になるため、より相場環境を把握しやすくなります。

ダウ理論を意識すると相場の大きな流れがわかる!

ダウ理論では、上昇トレンドは高値更新&安値切り上げで推移すると定義されている。

上記のチャートを確認すると、高値更新・安値切り上げが継続している間は上昇トレンドが継続し、高値更新と安値切り上げに失敗したら、トレンドの転換サインとして機能しています。

そのため、相場環境によるトレンド重視型のエントリールールは、4時間足~日足をベースとした「中長期的な流れに順張りするエントリー」がおすすめです。

トレンド重視型のエントリールール

・ダウ理論を意識して、相場の大きな流れを把握しながらトレンドの押し目・戻り目を待つ
・4時間足~日足を確認して、中長期的なトレンドに順張りでエントリーする

値動きに特化した「チャートパターン型」

エントリールールを決める要因のひとつに、チャートパターンがあります。

チャートパターンで有名なものには、ダブルトップ・ダブルボトム・ヘッド&ショルダーなどがあり、これらは多くの投資家が意識するパターンです。

投資家に意識されるチャートパターンが現れたら、次に相場が動く方向を予測しやすくなります。

ヘッド&ショルダー(三尊)を狙ったエントリー例

例えば、「ヘッド&ショルダーのネックラインを割ったら、売りエントリーする」というルールを作成したとしましょう。

ヘッド&ショルダーでは、ネックラインを割ったポイントでエントリーするのが一般的とされているので、これをルールの根拠とします。

上記のチャートのように、ヘッド&ショルダーが形成されていることを確認できたら、エントリーの準備を行います。ネックラインを割ったところで、ルール通りにエントリーを仕掛けましょう。

ネックラインを狙ったエントリー例

エントリールールを大雑把に決めるとこのようになりますが、もう少し細かくエントリールールを定めてもいいでしょう。

例えば、ネックラインを割った瞬間にエントリーするのか、ネックラインを割った後に戻り目を形成したところでエントリーするのかで、トータルの成績は変わってくるはずです。

チャートパターン型のエントリールール

・ヘッド&ショルダーのネックラインを割った瞬間に売りエントリーする
・ヘッド&ショルダーのネックラインを割った後の戻り目で売りエントリーする

細かいルールの設定は、実際にトレードを繰り返しながら、分析・検証する必要があります。今回は、ヘッド&ショルダーを例にしましたが、自分に合うテクニカル指標を見つけてください。

根拠を深める「テクニカル分析の組み合わせ型」

テクニカル分析でエントリールールを作るときは、複数の根拠があったほうが勝率が高まります。

一方で、ひとつの根拠でエントリールールを作ったほうがチャンスは増えますが、その反面としてダマシが発生しやすく、勝率が下がるというデメリットがあります。

ルールの条件を満たしやすいと無駄なエントリーも増える!

エントリーの根拠を深めるためには、ひとつのテクニカル分析の手法だけでなく、テクニカル指標を組み合わせて分析・検証しましょう。

例えば、トレンドラインとトレンド系のテクニカル指標を組み合わせて、押し目を狙うエントリールールを作成したり、水平線とオシレーター系のテクニカル指標を組み合わせて、レンジ相場で逆張りを狙ってもいいでしょう。

テクニカル分析の組み合わせ型のエントリールール

「トレンドライン」と「トレンド系の指標」を組み合わせて、トレンドの押し目を狙う
・「水平線」と「オシレーター系の指標」を組み合わせて、レンジ相場で逆張りを狙う
レンジ相場の水平線とストキャスティクスを狙ったエントリー例

上記のチャートは、レンジ相場で「水平線」と「ストキャスティクス」を組み合わせた例です。

この場合、水平線をサポートライン・レジスタンスラインとして、両ラインで反発したときに、ストキャスティクスのシグナル(%K・%Dのクロス)が確認できたら、エントリーサインになります。

取引時間帯に合わせた「時間帯型」

FXは時間帯によって、ボラティリティの大きさ、スプレッドの幅、動きやすい通貨ペアが違います。また、時間帯による値動きの特徴もあるため、取引時間帯をピンポイントで狙う方法もあります。

例えば、米ドル/円の5・10日(ゴトービ)は有名な手法です。これは、5の倍数の日(5日・10日・15日・20日・25日・30日)は、米ドル/円のレート価格が上昇しやすい傾向を利用したものです。

5・10日の仲値(日本時間9:55)に向けて、早朝などに米ドル/円を買っておいて、上昇したらすぐに利確するため、「仲値トレード」と呼ばれます。

時間帯ごとの「値動きのクセ」を利用できる!

そのほか、ロンドン市場やNY市場がオープンしている時間帯は、ボラティリティが大きくなるため、日本時間の夕方以降に絞って取引することも有効になるでしょう。

特にNY市場がオープンしてから30分ほどすると、その日の値動きの方向が決まり、値動きが安定しやすいと言われていることから、その時間帯を狙ったエントリーもおすすめです。

時間帯型のエントリールール

ボラティリティの大きい時間帯(ロンドン・NY市場)に絞ってエントリー
・NY市場がオープンして、値動きが落ち着いて(方向性が決まって)からエントリー
・日本時間の仲値(am9:55)を狙うなど、時間帯による特徴に合わせてエントリー
週明けの窓埋めを狙ったエントリー

このように、時間帯ごとの特徴を把握したうえで、自分がエントリーする時間帯を絞ってルール化することで、優位性の高い取引を実現できます。

また、上記のチャートのように「週明けの窓埋め」を狙ったエントリールールもあります。これは、「窓は必ず埋まる」という前提条件のもとに、有利な位置でエントリーするものです。

勝てるエントリールールの作り方

エントリールールを単純化する

FXのエントリールールを難しくしたり、複雑にしたりする必要はありません。複雑なルールを作っても、そのルールを意識する人はほとんどおらず、かえって精度が落ちてしまうでしょう。

ルールを単純化したほうがわかりやすく、利益になりやすい!

FXで勝つためには、なるべく大衆と同じようなトレードを行う必要があります。多くのトレーダーが意識するのはシンプルなエントリールール(サイン・シグナル)です。

そのため、「ネックラインを下抜けたら、売りエントリーする」「ロンドン時間帯に急騰・急落したら順張りでエントリーする」など、多くのトレーダーが意識するものをルール化しましょう。

FXトレードの成功体験を積み上げる

自分の作ったトレードルールを徹底するには、心理的なコントロール力や判断力が必要であり、トレードを分析・検証した結果が根拠になります。

そのため、トレードルールを完全に自分のものにするためには、成功体験を積み上げていくことが何よりの近道となります。

スポーツや勉強と同じように、トレードも実戦の積み重ねが大切!

トレードルールを使いこなすためには、頭で理解するだけでなく、微調整をしながら取引回数を重ねることで、徐々に自分のものにすることが非常に大切です。

得意なエントリールールを徐々に増やす

得意なエントリールールは、1つよりも複数あったほうがエントリーチャンスや視野が広がり、いろいろな相場に対応しやすくなります。

洗練されたルールは、取引回数が増えるほど勝てるようになる!

ただし、やみくもにエントリールールを増やすことはおすすめできません。まずは1つのエントリールールを作成して、自分のものにしてから、次のエントリールールを作成しましょう。

目次