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FXの両建てスキャルピングは勝てる手法? |メリット・デメリット紹介

FXの両建ては使える?メリット・デメリットも紹介
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本記事のテーマ

FXでの両建ての効果的な使い方やメリットを知ろう

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

FXの両建てとは、同じ通貨ペアの買いポジション・売りポジションを同時に保有するトレード手法です。なんとなく理解していても、両建てを行う目的や使い方がよく分からないという方も多いでしょう。

そこで今回は、FXの両建ての使い方やメリット・デメリット、活用できるトレード局面について具体的に解説していきます。

目次

FXの両建てとは

両建てとは

両建てとは、同じ通貨ペアの買いポジション・売りポジションを同時に保有する手法です。

同じ通貨ペアで買い・売りポジションを同じロット数で保有すれば、片方の含み益ともう片方の含み損が相殺されて±0になるため、相場が変動しても損益が固定されます。

上がっても下がっても損益は0の状態!

一方で、買い・売りポジションのロット数に差があると、その差(多いポジションから少ないポジションを引いたもの)を保有しているのと同じことになるため、結果的に損益の変動を小さくすることができます。

ポジションを持ちすぎた時の両建てはリスクヘッジになるのね

買いポジション10万通貨と売りポジション7万通貨を同時に保有した場合、買いポジション3万通貨を保有しているのと同じ含み益・含み損になる。

両建てを行っている時は、同じポジション量なら損益の変動がゼロになり、ポジション量に差があると損益が小さくなります。

一方で、両建てを仕掛けたり外したりするタイミングを見極めれば、買い・売りの両方のポジションで利確することもできるのです。

一時的な調整相場では「スキャル的な両建て」で稼げることも多い

両建ての使い方

両建ての使い方は、トレンド相場の調整局面において「つなぎ」で使用するのが一般的です。

トレンド相場といっても、ずっと上昇が続いたり下落が続いたりするわけではありません。上昇トレンドの中にも一時的な下落局面があり、下落トレンドの中にも一時的な上昇局面があります。

トレンド相場での「押し目・戻り目」が両建ての使い所!

このようなトレンド相場の調整局面においては、含み益が出ているポジションは保有した状態で、反対のポジションを保有することが有効になります。

両建ての売りポジション

例えば、チャートのような上昇トレンドでは、基本的に買いのポジションを保有し続けることになります。両建てを行う場合は、調整局面(チャートの薄い青色エリア内)で売りポジションを持ちます。

つまり、一時的に反対ポジションを持つことで、調整局面の変動分の利益も得ることができるというわけです。

上昇の調整局面では買いポジションの含み益が減るけど、両建てすれば一時的な下落も逃さずに利益にできる!

ただし、中長期的なトレンドとは逆方向にエントリーを行う逆張りトレードになるため、FX初心者向けのトレード手法ではありません。

トレンド調整の見極めを失敗すると、中長期のポジション保有で得られた利益まで失うことになるので、両建てのエントリー&決済タイミングは難易度が高いと言えます。

建てのメリット

急な相場変動時のリスクヘッジ

急な相場変動に巻き込まれると、プロトレーダーであっても相場を正しく予測することは難しくなります。

こうしたとき、すでに持っているポジションと反対方向のポジションを持つことで、予測困難な値動きによる損失を防ぐことができます。

もちろん、一度決済してポジションをスクエアにしてもいいよ!

保有していたポジションと同ロットの反対ポジションでリスクヘッジを行えば、両建てを行っている間は損失が膨らむことはありません。

また、保有していたポジションよりも少ない反対ポジションを取る場合であっても、ヘッジすることによって損失を小さく抑えることができます。

長期投資と短期投資が同時にできる

両建てのメリットは、短期・長期の2つの時間軸で、同時にトレード戦略を実行できることです。

例えば、長期目線では値上がりを期待して買いポジションを保有している場合、短期的な調整(下落)に合わせて、売りポジションを持つことができます。

両建てを活用すると取引チャンスが増える!

長期投資と短期投資を同時に行う大きなメリットは、潜在的に獲得できるpipsが大きいことです。

もちろん、両建ての獲得pipsを大きくするためには、短期・長期それぞれの相場の流れをしっかりと見極めることが大切です。

長期ポジションが含み益なら証拠金にも余裕があるから、スキャルピングで稼ぐチャンスだよ!

このような長期投資と短期投資は、じつは取引口座による使い分けを行うことも可能です。

XMでは最大8つまで口座を簡単に持つことができるため、A口座は長期投資、B口座は短期投資というように、戦略ごとに口座を使い分けても良いでしょう。

ロスカットを回避できる

両建ては想定外の損失を抑えられるだけでなく、強制ロスカットを回避することもできます。

なぜなら、両建ての必要証拠金は「片方のポジション分のみでOK」というFX会社もあるからです。

必要証拠金が売り・買いポジションの片方だけでOKなら、証拠金維持率を維持した状態で両建てできるね!

売り・買いポジションのそれぞれに証拠金が必要なFX会社もありますが、XMで両建てする場合は片方ポジションの証拠金だけでOKです。

例えば、ドル円で以下のような両建てを行うケースを考えてみましょう。

買い・売りポジションを同時に保有する場合

・買いポジションで1万通貨分を保有する
・売りポジションで5,000通貨分を保有する

この場合、保有数の多いポジション(買いポジションの1万通貨)のみ、証拠金が必要となります。

そのため、両建てを行ったことで証拠金が減少し、ロスカットされやすくなることはありません。

証拠金が減らないからリスクヘッジとして両建てするのか!

XMのように必要証拠金を抑えられる海外FX会社で取引すれば、急変動時などのリスクヘッジになり、強制ロスカットを回避することができます。

XMならXMポイント」が貯まる

XMでは、取引するごとにポイントが貯まる「XMポイント」という還元サービスがあります。取引量の多いスキャルパーなら1日に数千円〜数万円のポイントが貯まるお得な仕組みです。

さらに、このサービスでは両建ての買い・売りポジションの双方に対してポイントが付与されるので、両建てする場合はXMを利用するのがお得です。

XMポイントは証拠金として使えるよ!

仮に、買い・売りで同じポジション量の両建てを行えば、通常取引の2倍のXMポイントを獲得できるので想像以上のボーナスをもらえることになります。

両建てのリスク&デメリット

利益を残せる可能性が低い

両建てのデメリットの1つとして、利益を残せる可能性が低いことが挙げられます。

当然のことながら、同一通貨で同一ロットの買い・売りポジションを保有すると、片方のポジションで含み益を得られたとしても、反対ポジションの含み損によって利益が相殺されます。

為替レートがどんなに動いても損益は0のまま…

また、含み益のポジションよりも、含み損のポジション量が少ない場合でも、両建てによってトータルの利益は減少してしまいます。

つまり、両建てはリスクを軽減する効果はありますが、利益を残すという点ではやや不利になってしまうのです。

売り・買いのスプレッドが倍になる

FX取引では、スプレッドがそのまま取引コストとして計算されます。

通常の取引であれば、買いポジション・売りポジションのどちらかのスプレッドを負担することになりますが、両建てでは両方のポジションのスプレッドを負担しなければなりません。

往復(エントリー+決済)になるから、スプレッドを4回も支払うことになるのか…

両建てによるスプレッドが負担となり、結果として含み益が目減りしてしまうのです。両建てを行った時点で取引コストが増えてしまうのは、両建ての大きなデメリットと言えるでしょう。

マイナススワップが取引コストに

中長期投資を行う場合、両建てによってスワップポイントのコストが大きくなることがあります。

特に海外FXでは買い・売りポジションのどちらもマイナススワップになることが多いので、両建てを行うとスワップポイントが取引コストになってしまいます。

スワップポイントは日々変動しているから、各FX会社のHPなどでチェックしよう!

また、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨では、スワップ目的で中長期投資を行うトレーダーが多くいます。

しかし、両建てを行うとせっかくの高スワップが相殺されてしまい、両ポジションを足し合わせたスワップがマイナスになるケースもあるので注意しましょう。

両建てを活かせる局面とは

証拠金維持率が低下してきた時

両建てを活かせる局面とは、相場の流れを読み間違えたことで含み損が増えていき、証拠金維持率が低下してきたタイミングです。

証拠金維持率が下がってきた場合、強制ロスカットに遭ってしまう可能性があり、追加入金を行わない限り、次に保有できるポジション量は減少してしまいます。

強制ロスカットは両建てで避けられる!

そこで、同ロット数の反対ポジションを入れることで、含み損を固定しつつ強制ロスカットに遭うのを防ぐことができます。

両建てで強制ロスカットを防ぐ場合、相場が反転するまで両建ての状態をキープしよう!

文章ではわかりにくいので、チャートで確認してみましょう。チャートでは、上昇傾向が見られるので、押し目買いで新規エントリーをしました。

しかし、エントリー後、予想に反して下落が進み、強制ロスカット水準が近づいてきたとします。ここで損切りを行ってもよいですが、その後の上昇が期待できるため、売りポジションを入れて両建てを行います。

両建ての売買タイミング

反発するポイントが確認できるまで両建ては外さず、そのままにしておきます。チャートのように、下ヒゲを付けしっかりと反発した後に両建てを外せば、再び買いポジションだけ保有している状態となります。

その後の上昇で買いポジションの含み損は減少し、やがて含み益になるでしょう。

両建てを活用すれば、予想が外れても損失を抑えられる!

もし、両建てを行わずに強制ロスカットされていたら、その後の上昇に合わせてエントリーしても、証拠金が減っているので損失分を回収することが難しくなります。

このように、緊急処置で両建てを行うことは、その後の利益を逃さないためにも有効な手段です。

FX会社の中でも、片方の証拠金だけで両建てOKのほうが利便性が高いと分かるね!

片方のポジションの証拠金で両建てを行えるXMでは、この手法を積極的に活用できます。さらに、海外FXならではゼロカットがあることも魅力です。

両建ては緊急事態のみに使うスキャルピング手法

FXの両建ては、証拠金維持率が低下したときの緊急処置として活用できます。つまり、両建ては相場を読み間違えた時のスキャルピング手法という認識でいましょう。

両建ては、リスクヘッジとして有効!

予期せぬ価格変動が起きたときに両建てを行えば、強制ロスカットを避けることができます。その後の取引チャンスを活かすことにもつながるので、リスクヘッジとして覚えておきましょう。

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