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ボブ・ボルマン氏インタビュー記事|スキャルピングの父から学ぶトレードの心得

ボブ・ボルマンとは? スキャルピングの父から学ぶトレードの心得ボブ・ボルマン理論
このような方にオススメの記事

・スキャルピングの父 ボブ・ボルマン氏について詳しく知りたい方
・ボルマン氏のインタビューを読み、氏のトレードへの考え方を知りたい方

本記事のテーマ

ボルマン氏のトレード思想と投資家へのメッセージ

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

ボブ・ボルマン氏は、世界でもっとも有名なスキャルピングのトレーダーの1人で、私が最も尊敬するトレーダーです。

現在までにスキャルピングに関する2冊の書籍を出版しており、スキャルパーたちの間では「スキャルピングの父」として高い人気を誇っています。

1作目の『FXスキャルピング』は、「スキャルピングの7つのエントリーポイント」に加えて「70ティックチャートの有効な使い方」が説明されており、ボブ・ボルマン理論の入門書といえます。

2作目の『FX 5分足スキャルピング』では、「5分足スキャルピング」の基礎を中心に「プライスアクションの7つの原則」が解説されており、こちらはボブ・ボルマン理論の応用編です。

さらに、ダメ元でメールでインタビュー依頼を送ってみると心優しいボルマン先生が即座に返答してくれました。その独占インタビューも掲載しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ボブ・ボルマン氏とは?

ボブ・ボルマン氏は1961年生まれで、自己資金のみでトレードを行う独立系のトレーダーです。

ボルマン氏は、『FXスキャルピング ―ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門』(2012)と『FX 5分足スキャルピング ―プライスアクションの基本と原則』(2015)の2冊の書籍を出版しています。原書は英語で記されており、翻訳は日本語版のみならずフランス語版も存在します。

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2冊とも英語圏のAmazonで高い人気のあるFX書籍だ

ボルマン氏のプロフィールや資産は非公開ですが、インターネット上ではそのトレードの手法が高評価を得ており、世界中で安定的な人気を誇っていることが分かります。英語圏のサイトを見た限りのボルマン氏の知名度は、日本のトレーダーの間での与沢翼さんの知名度と近いといえるでしょう。

インターネット上には、ボルマン氏のスキャルピングの手法では勝てない、という否定的な意見もあります。しかし、国内外問わず、ボブ・ボルマン理論を解説するサイトや、その手法を実践して勝率を計算したサイトやブログは数多く存在します。

そのため、トレード技術の独創性や実用性も含めて、ボブ・ボルマン理論は世界中のトレーダーたちに多大な影響を与えているといえるでしょう。

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SNSではボルマン氏についての言及がたくさんあるね!

ボブ・ボルマン理論は、ダウ理論エリオット波動理論と並び、トレードの有力な方法論とされています。具体的なトレード手法を詳しく知りたい方は、「ボブ・ボルマン理論によるスキャルピング技術」の記事一覧をご参照ください。

ボブ・ボルマン理論の入門書『FXスキャルピング』

ボブ・ボルマン氏は、1作目の『FXスキャルピング ―ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門』を2012年に出版しました。

原書の『Forex Price Action Scalping: an in-depth look into the field of professional scalping』は2011年の出版です。

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スキャルパーなら手元に置いておきたいオススメの本だぞ!

『FXスキャルピング』では、スキャルピングの基本やエントリーポイント(転換点)、トレードに不利な状況、資金管理の方法についてなど、FXトレーディングに関する多岐にわたる内容がまとめられています。

そのため、本書はこれからスキャルパーやFXトレーダーを目指す方に向けたスキャルピングの入門書といえるでしょう。

ボブ・ボルマン著『FXスキャルピング』の概要

・スキャルピングの基本
・スキャルピングの7つのエントリーポイント
・トレードに不利な状況の見極め方
・資金管理の方法

スキャルピングの7つのエントリーポイント

『FXスキャルピング』では、ボブ・ボルマン氏が「スキャルピングの7つのエントリーポイント」を提唱しています。本サイトでは、7つのエントリーポイントを1つずつ詳しく解説していますので、よろしければ下記のそれぞれのリンクからご確認ください。

70ティックチャート

『FXスキャルピング』の特徴には、ボブ・ボルマン氏が「ProRealTime」の70ティックチャートを使用して、スキャルピングの解説をしている点が挙げられます。

70ティックチャートでは、70回の値動きが1本のローソク足で形成されています。そのため、短期チャートにて値動きを把握するのに適しており、FX相場の本質的な動きを把握しやすいというメリットがあります。

70ティックチャートはスキャルピング以外に、経済指標発表時の取引、繁忙期・閑散期の見極め、エントリーや決済のタイミングを判断する際にも有効です。

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70ティックチャートはエントリーや決済の見極めにも使えるんだね!

70ティックチャートを表示できるFX業者は限られていますが、海外FXでは定番のMT4には70ティックチャートを表示可能な無料のインジケーターがあります

日本人の多くが使う海外FXのXM社なら、本書で紹介されているスキャルピング技術を最大限に活かすことが可能です。

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ボブ・ボルマン理論の応用編『FX 5分足スキャルピング』

ボブ・ボルマン氏は、2作目の『FX 5分足スキャルピング―プライスアクションの基本と原則』を2015年に出版しました。

原書の『Understanding Price Action: practical analysis of the 5-minute time frame』は2014年の出版です。

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前作より難解だけど、まずは飛ばし飛ばしで読み切れば大丈夫!

『FX 5分足スキャルピング』では、プライスアクションの原則についての「理論編」と「実践編」が内容の半分を占めています。そのため、本書はより実践的なチャート分析を行いたいトレーダーに向けた内容といえるでしょう。

ボブ・ボルマン著『FX 5分足スキャルピング』の概要

・実践的なチャート分析の方法
・プライスアクションの原則
・決済のタイミング
・トレードを見送るタイミング

5分足スキャルピング

ボルマン氏は5分足を使ったスキャルピングを推奨しています。

著書『5分足スキャルピング』では、スキャルピングの基本的な原則は、「20pipsの利益と10pipsの損切りのルールによる1日に1~2回のトレード(デイトレード)」にも通じると記されています。

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5分足スキャルはスキャルパーのみならずデイトレーダーにも必須のテク!

5分足スキャルピングには、1分足スキャルピングよりもトレードの回数が少なく、ダマシのトレードサインが少ないためトレード成績が向上しやすい、というメリットがあります

ボルマン氏の教えを元に築いた私の5分足スキャルピング手法を知りたい方は下記の記事をご参照ください。

プライスアクションの7つの原則

プライスアクションとは、値動きの中にパターンを見つけ出して相場の方向性や転換点を判断する、チャート分析法の1つです。

『5分足スキャルピング』では、スキャルピングとデイトレードの両方に有効とされる「プライスアクションの7つの原則」が1つずつ丁寧に解説されています。

プライスアクションの7つの原則

1. ダブルの圧力
2. 支持線と抵抗線
3. ダマシのブレイク、ティーズブレイク、適切なブレイク
4. ダマシの高値と安値
5. プレバック(押しと戻り)の反転
6. 天井への試し
7. 切りの良い数字の効果
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最も大切な7つの基本がロジカルに書かれていて勉強になる!

このボルマン理論の基本となる「7つの原則」については下記の記事で詳しく説明しています。気になる方はご覧ください。

ボブ・ボルマン氏 独占インタビュー

本サイトでは、ボブ・ボルマン理論をより多くのトレーダーの方々へ伝えるために、2022年2月にボルマン氏へメールにて独占インタビューを行いました。ボルマン氏は思いやりのある親切な人柄で、どの質問にもとても丁寧に答えてくださいました。

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インタビューからはストイックな人柄もうかがえるね!

このインタビューが、ボルマン氏のトレードに対する考え方を深く理解するきっかけになれば幸いです。

メンタルコントールはどうしていますか?

Q.ご自身の著書の中に「スキャルピングには公園を散歩するような日もあれば、感情的な地獄に引きずり込まれるような日もある」とあります。

良いトレードができた日もあれば、そうではなかった日もあると思いますが、メンタルのコントロールはどのようなことを意識していますか?

A.トレーディングの心理的な側面に関しては、人それぞれ対処の仕方が違うので、私に合う方法が他の人にも合うとは限らないことを強調しておきます。

トレーディングの良し悪しを完全に無視することはできませんが、私はトレードを勝ち負けのあるゲームとは考えずに、起業家のように長期的な努力が必要なものと考えるようにしています(つまり、目標は長期的に利益を得ることです)。

この考え方が身につくまでは何年も掛かりましたが、一度身についたら、もう後ろを振り返るようなことはなくなりました。トレードの勝敗は気にせず、良いトレードをすることだけに集中すれば、大きな自由を手に入れることができるといえます。

勝った場合には、自分のレベルを評価したくなりますが、実際のところ、私たちがおこなったことは限られていて、トレードの勝敗はマーケットの状況にもよるところが非常に大きいのです。
なので、質問にお答えすると、勝ったからといって自分にご褒美を与えることはありません。しかし、良いトレードをしたときには喜びと誇りを感じます。



As far as the psychological aspect of trading goes, it’s important to point out that we all deal with this differently, so what works for me may not do for another. Although it is hard to completely ignore it, I try my not to think of trading as a win or lose game, but instead look upon it as a long term endeavor, pretty much like an entrepeneur (meaning the goal is to come out ahead over the longer term). Admittedly, it took some years for this mindset to fully sink in, but once arrived, I never looked back. I found tremendous freedom in not caring about the outcomes of my trades, but solely about trading well, win or lose. It is tempting to deem oursevels clever for pulling off a win, but the fact of the matter is, we have no say in it, it is up to the market whether any particular trade is a win or loss. So to answer your question, I can’t say I feel the need to reward myself for a win, but I do feel joy and pride in having traded well.

コロナの影響はいかがですか?

Q.COVID-19によるパンデミック以降、ご自身の生活やトレードスタイルに何か変化はありましたか? 

A.正直なところ、在宅でのトレードに慣れていたこともあり、パンデミックによる私生活への影響はほとんどありません。社会全体としては、パンデミックが私たちの生活に長期的な変化をもたらしたのか、それとも危機を乗り越えた途端に「元通り」になってしまうのか、興味深いところです。

しかし、それ以上に私たちが懸念すべき点は、現在世界各地で、地域規模による緊張が高まっているという点です。この先どうなるのかは、時間が解決してくれることを願います。



To be honest, the pandemic hasn’t affected my personal life much. I was already used to working from home, so in that regard nothing really changed. As for society as a whole, it will be interesting to see whether the pandemic brought about long term changes in how we live our lives, or whether it is “back to normal” as soon as the virus is beaten to the back. Rather concerning, though, is to see the growing tensions all around the world, both locally and on a bigger scale. What’s to come of all this, time will tell.

これからFXを始める人へのアドバイスを

Q.日本では近年、FXや投資への関心が特に高まっているため、先生の著書は今後も大きな影響を与えていくと思われます。最後に、日本のトレーダーやこれからトレードに挑戦する方々に向けて一言お願いします。

A.私ができる最適なアドバイスは、「まずは優位性(エッジ)を見極める努力をすべき」というものです。実際の取引を始める前に、適切なチャートソフトを手に入れて、チャートの勉強を始めるといいでしょう。

そのためには、一般的な原則を書いた本を数冊読み、さらに深く掘り下げた本を数冊読むことを薦めます。それを難しいこととして捉えるのではなく、ただの作業として捉えましょう。
移動平均をベースにしたシンプルなチャートにも、トレードに有益な優位性を見極めることは可能です。しかし、それはよく考えられた計画と連動して実行された場合にのみ、有効になることを忘れてはいけません。

一般的に「トレードは実際のマーケットでしか学べない」とよく言われます。心理学的にはそうかもしれません。しかし、単純に考えても、十分な準備をしてきた人は、そうではない人よりも成功する確率が高いことは明白です。



The best advise I can give to novice traders is to work on building an edge. Before hooking up with a broker to trade, they should first get hold of proper charting software and start studying charts. To get themsevels going, they could read a few books on general principles, and perhaps a few that delve in a little deeper, but for the most part everybody should do their own due diligence. It’s not rocket science, it’s work. In fact, even a simple system based on a moving average could already provide a trader with powerful edge, but only in conjunction with a well thought-out trading plan, and if executed as such. It is often advised that one can only learn to trade in the actual markets, and perhaps this is true from a psychological viewpoint, but simple loigic has it that those who come well prepared stand a  better chance to succeed than those who do not.

ボブ・ボルマン理論はスキャルパーの必須知識

今回は、世界でもっとも有名なスキャルピングのトレーダー、ボブ・ボルマン氏をご紹介しました。

ボブ・ボルマン氏によるスキャルピング技術は、プロトレーダーや初心者に関わらず、練習と時間があれば習得可能なものです。まずは入門書の『FXスキャルピング』を読み、さらに深い知識を得たい場合には応用編の『FX 5分足スキャルピング』を読むことをオススメします。

翻訳書特有の言い回しや馴染みのない語彙に戸惑い、最初のうちは読み進めるのを難しく感じるかもしれません。しかし、分からないところをその都度調べるのではなく、まずは読み終えることを目標にして最初から最後まで読み切れば、スキャルピングに関する最低限の知識を得たという自信にも繋がるはずです。

みなさんもぜひボブ・ボルマン理論にふれて、その手法を自身のトレードにお役立てください。

最後になりましたが、ボルマン先生、ご回答ありがとうございました。

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