・スキャルパー御用達のFX業者を知りたい方
・スキャルピングに最適な国内&海外FX業者ランキングを知りたい方
本記事のテーマ
スキャル向きのFX業者を選ぶ際のポイントとおすすめ業者
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>
FXスキャルピングでコンスタントに利益を上げ続けるためには、取引環境が短期売買に最適化されたFX業者でトレードを行う必要があります。大手国内FX業者や有名海外FX業者が、必ずしもスキャルピングに最適なトレード環境を提供しているわけではありません。
今回の記事では、スキャルピングに有利な取引条件でFXトレードを行いたい方や、これから短期取引をメインのトレードスタイルにして稼ぎたい方に向けて、スキャルピングに最適なFX会社を見つけるためのポイントやおすすめ業者ランキングをご紹介します。
スキャルピングに最適なFX業者の絶対条件
スキャルパーが確認すべき3つの絶対条件
・狭いスプレッド
・ハイレバレッジ
高い約定力(約定率)
スキャルピングに用いるFX会社を選ぶ際には、まず第一に約定力(約定率)の高さを重視しましょう。
有名FX会社は約定力が一定の水準を超えていることが多く、デイトレードやスイングトレードをメインとするトレーダーの方は、大きな違いを感じないかもしれません。
しかし、スキャルピングでは、約定力の少しの差が1〜2ヶ月とトレードを継続した際に、大きな利益の差となって現れます。
スキャルピングは、狭いpipsの利幅を取るトレードスタイルです。確実に利益を積み上げるためには、速い約定スピードで狙った価格で注文を通す必要があります。
一方、約定力が低ければ狙った価格で注文が通らず、ただでさえ狭いスキャルピングの利幅をさらに狭くしてしまい、利益が小さくなってしまいます。

スキャルピングで稼ぐなら、短期取引に耐えうる約定力を求めよう!
狭いスプレッド
スプレッドの狭さも、スキャルピングに用いるFX会社選びの際には注目したいポイントです。スプレッドの狭さは、利確幅の取りやすさを意味します。
スプレッドが狭いFX会社では利確幅が取りやすく、スプレッドが広いFX会社では十分な利確幅が取りにくくなります。FX会社各社は平均スプレッドを出していますが、時間帯によってスプレッドは大きく異なることも珍しくありません。
取引する時間帯が決まっている方は、デモ口座を開設してデモトレードで実際のスプレッドを確認してみることをおすすめします。なお、1つ注意が必要なのは「スプレッドの狭さだけでFX業者を選んではいけない」ということです。
スプレッドが狭い国内のFX会社の中には、DD方式と呼ばれる注文方式を採用しているFX会社がほとんどです。DD方式が必ずしも悪いとはいえませんが、DD方式は信頼性などの点でNDD方式に劣るとして嫌うFXトレーダーが多いのも事実です。
スプレッドは重要ですが、そのFX会社がNDD方式なのかDD方式なのかも含めて多角的に検討しましょう。

DD方式のFX業者は、注文に対して業者側の操作が入りやすいとも言われているよ!
NDD方式の注文の中でも、取引口座の注文方式は「STP方式」と「ECN方式」に分かれます。これらの詳しい情報は下記ページをご参照ください。
ちなみに、国内FX会社で⼝座開設して、スキャルピング取引を始める場合のおすすめの通貨ペアは米ドル/円(USDJPY)です。国内FX会社の⼝座の場合は、ドル円が最もスプレッドが狭い傾向があります。
ただし、同じ通貨ペアでもFX会社によってスプレッド及び取引手数料に差があるため、FX会社を選ぶ際には注意しましょう。
ハイレバレッジ
資金(軍資金)がまだ少ないFX初心者の方は、レバレッジを重視してFX会社を選ぶことをおすすめします。
スキャルピングは、スイングトレードやデイトレードと比べると、利確幅が小さいトレード手法です。少ない資金で大きな利益を得るのは簡単ではありません。利益を大きくしようとして、利確幅を大きくすればスキャルピングの難易度は上昇します。
また、スキャルピングの取引回数を増やそうとしても、初心者トレーダーの方がエントリーポイントを増やすのは簡単ではありません。適切ではないタイミングでエントリーすることになり、むしろ損失リスクが高まります。
一方で、利益を得られると感じた場面で適切にレバレッジを利用すれば、少ない資金の方でもローリスク・ハイリターンで大きな利益を得られます。
しばしばレバレッジは高リスクと批判されますが、「追証なしのゼロカットシステム」を適切なタイミングで設定しているFX会社で利用する分には問題ありません。
資金の少ない方こそ、ハイレバレッジを活用して少しでも大きな利益を狙いましょう。

少ない資金をハイレバで取引する方が、中長期的には損失リスクは小さくなる!
国内FX業者がスキャルピングを許さない理由
日本のFX会社の中には、スキャルピングを禁止している会社も多くあります。しかし、その本当の理由は知らない人が多いようです。
カバー取引ができなくなる
FX会社でスキャルピングが禁止されている理由の1つが、顧客がスキャルピングを行うとカバー取引が難しくなり、FX会社に損失が生まれるからです。
カバー取引とは?
先述した通り、FX会社にはNDD方式とDD方式の2種類があります。
DD方式の会社ではディーラーが顧客の取引を仲介し、銀行等に注文を通します。しかし、顧客がスキャルピングを行って高頻度でトレードを繰り返すと、全ての注文を処理するのが難しくなり、FX会社側が為替変動リスクを抱えてしまう結果になります。
そのため、DD方式を採用しているFX会社ではスキャルピングを禁止することが多くなるのです。
ノミ行為を行う会社は損失リスクが高まる
スキャルピングが禁止される2つ目の理由は、トレーダーがスキャルピングで利益を得ることで、DD方式のFX会社の場合は損失を被ってしまう点です。
DD方式のFX会社では、顧客の注文を直接市場に流さずに、顧客同士の注文をぶつけ合って相殺するなどの工夫をして利益を作っています。しかし、注文が集中している時には適切な処理ができずに、そのまま注文を呑むこともあります。
顧客の注文を呑む形で処理した場合、顧客の利益はそのFX会社にとっての損失になり、顧客の損失はFX会社の利益になります、

FXでは大半の顧客が損をするので、DD方式ではその損失分がFX会社の利益になっている…
そのため、損失を避けるために注文の処理を難しくして、会社に損失をもたらす可能性があるスキャルピングを禁止しているDD方式のFX会社が多いのです。
サーバーに負担が掛かりコストが上がる
スキャルピングが禁止されている3つ目の理由は、サーバーに負担がかかることです。この理由はNDD方式とDD方式とを問わず当てはまります。
多くのFX会社が力を入れているのがサーバー環境です。サーバー環境が整っていればそれだけ通信が速くなり、約定力も高くなります。約定力が高ければ、顧客が利益を得られる可能性が上がり、そのFX会社の人気や評判も高くなるという仕組みです。

サーバーの稼働状況はFX会社の生命線だから、FX業者はサーバー費用には大きなコストを掛けている!
しかし、顧客がスキャルピングで大量に注文を行うとサーバーに負担がかかり、約定力の低下などの影響が考えられます。その結果、顧客が離れてしまうということがないように、スキャルピングを禁止しているFX会社も多いのです。
海外FX業者がスキャルピングに最適な理由
スキャルピングでコンスタントに利益を上げて、スキャルをメインのトレードスタイルとしてFX取引を行うためには、国内FXよりも海外FXの方が有利といえます。
海外FX会社がスキャルピング向けの理由と、把握しておきたい注意点をご紹介します。
ゼロカット制度を採用している
ほぼすべての海外FX業者はスキャルピングOKで、さらに「ゼロカット制度」を採用しています。
ゼロカット制度とは?
国内FX会社は日本の金融庁の管轄下にあるため、様々な制限がかけられています。その中でも代表的なのが、国内FX会社では、ゼロカット制度の導入が禁止されていることです。
ゼロカットシステムがない場合、ハイレバレッジでスキャルピングをして大きな損失が発生すれば、追証(借金)が発生します。万が一多額の追証が発生した場合にも、FXが原因の場合は自己破産が難しいため、膨大な借金を追うリスクもあります。
そのため、ハイレバレッジを利用する方が、ゼロカットシステムのない国内FX会社でスキャルピングを行うことにはリスクが伴います。

スキャルピングは、できるだけ大きな通貨量で小さな値幅を狙うので、追証のリスクは高い点には注意!
一方で、海外FX会社はその会社がライセンスを取得している国の制限さえ守れば良いため、ゼロカットシステムを導入している会社が多くあります。ゼロカットシステムがあれば、ハイレバレッジトレードの結果、大きな損失が発生しても追証は発生せず、資金(最初に入金した金額)がゼロになるだけです。
元本が0になってしまうことはあっても、借金が発生することはないため、安心してFXトレード可能です。ただし、ゼロカット制度がある海外FX会社の中でも、実行されない例もあるため、会社選びは慎重に行いましょう。
ロスカットラインが低い
国内FX会社と比較して、海外FX会社はロスカットラインが低い傾向があります。
ロスカットラインとは、ロスカットが発生する証拠金維持率のことです。ロスカット水準(ロスカットライン)が高ければ高いほど、簡単にロスカットされてしまうことを意味します。
スキャルピングを行っていれば、短時間だけ相場が逆行してしまうこともあります。レバレッジを利用していると、証拠金維持率は大きく変動します。そんな時、ロスカットラインが高いFX会社を利用していると、すぐにロスカットになってしまう可能性があります。

ロスカットラインが高い取引環境ではスキャルはやりづらい…
国内で人気の「GMOクリック証券」や「ヒロセ通商」、「DMM証券」などはロスカットラインが50%に設定されている一方で、海外FX会社で人気の「XM(XMTrading)は20%です。一般的には国内FX会社のロスカットラインは50〜100%、海外FXは0〜30%になっています。
XMの場合はXMポイントが貯まる
海外FX業者のXMの場合、独自に提供するポイント制度があります。
XMポイントとは?
XMポイント(XMP)は、取引量の多いスキャルパーほど貯まりやすいのでお得です。スプレッドが国内FXよりも広いXMですが、このXMポイント分を差し引くとスプレッドの広さは気になりません。
XMポイントは、ボーナスに交換する口座を指定できるので、現金を入れないボーナスだけの口座も保有可能です。スキャルピングでコツコツと貯めたXMポイントで、リスクなく大きな利益を狙える点はとても大きなメリットといえます。
口座開設ボーナスや入金ボーナス、XMポイントによるボーナスを活用したハイレバレッジのスキャルピングこそ、XMを選ぶ最大の理由だといえるでしょう。

XMが口座タイプでスタンダード口座を推奨するのは、このXMポイントが多く貯まるから!
スキャルピングに最適なFX業者ランキング
取引回数の多いスキャルピングをする上で最も重視されるのがコスト、つまりスプレッドです。スプレッドが狭いほど取引コストは下がり、利益が取れる可能性は上がります。
ただ、筆者はスプレッドだけが大切だとは考えていません。最終的に利益を残すことがFX取引の目的です。最後に、そのために必要な条件を満たしているFX会社3社をご紹介します。
1位:XM(XMTrading)
ボーナス | 口座開設ボーナス(13,000円) 入金ボーナス(最大105万円) XMポイント(上限なし) |
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レバレッジ | 最大1,000倍 |
スプレッド | 0.16pips(ドル円) |
安全性 | セーシェル金融庁 モーリシャス金融庁 |
入出金 | 入出金方法:5種類 |
サポート | チャット(平日9時~21時) メール(平日1営業日以内) |
口座タイプ | 初心者:スタンダード口座 中上級者:KIWAMI極口座 |
XM(XMTrading)は、業界最大手で高い安全性と信頼性があるので、海外FXに初めて挑戦する人には、最もおすすめの海外FX業者です。
口座開設ボーナスや入金ボーナスは、無条件で獲得でき、取引ごとにXMポイントが自動的に貯まります。貯まったXMポイントは、ボーナスに交換や、現金へ換金可能です。
初めての海外FXに不安を感じる人や、完全日本語サポート対応のライブチャットやメールが利用できることが魅力的な人は、日本人トレーダーの5人に1人がメイン口座に利用しているXMが最適です。
XMTradingのメリット
・ボーナス総額が海外FXで最も高額
・公式アプリでスマホだけで海外FXできる
・取引ごとにポイントが貯まり、ポイントだけで取引できる
XMTradingのデメリット
2位:Exness(エクスネス)
ボーナス | - |
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レバレッジ | 無制限(約21億倍) |
スプレッド | 0.10pips(ドル円) |
安全性 | 英領バージン諸島 |
入出金 | 入出金方法:7種類 |
サポート | チャット(平日8時~24時) メール(平日1営業日以内) |
口座タイプ | 初心者:スタンダード口座 中上級者:ロースプレッド口座 |
Exness(エクスネス)は、レバレッジ無制限と極狭スプレッドが特徴で、「ハイレバ×極狭スプレッド」でFXトレードを希望する人におすすめです。
ボーナスキャンペーンは一切行っていませんが、その代わりに主要通貨ペアの平均スプレッドは海外FX業者の中でも最狭レベルです。そのため、ストイックなスキャルピングで利益を積み重ねたい人にとっては最適といえます。
Exnessのメリット
・レバレッジ無制限&ロスカット水準0%
・公式アプリでスマホだけで海外FXできる
Exnessのデメリット
3位:HFM(旧HotForex)
ボーナス | 口座開設ボーナス(13,000円) 入金ボーナス(最大67万円) |
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レバレッジ | 最大2,000倍 |
スプレッド | 0.75pips(ドル円) |
安全性 | セントビンセント グレナディーン |
入出金 | 入出金方法:5種類 |
サポート | チャット(平日15:30時~24時) メール(平日1営業日以内) |
口座タイプ | 初心者:マイクロ口座 中級者:ゼロスプレッド口座 |
HFM(旧HotForex)は、FX以外にも株価指数、債券、DMA株式、ETFなど、多様なCFD取引を行いたい方に最適です。
スプレッドは海外FX業界においては中間レベルで(XMよりやや広い)、しかしながら、常時開催されている入金ボーナスが用意されているため、サブの海外FX業者として有効であるといえます。
HFMのメリット
・ボーナスキャンペーンが豊富
・公式アプリでスマホだけで海外FXできる
HFMのデメリット