スプレットと約定力の重要性

スプレットと約定力の重要性

 スキャルピングを行う上で注意すべきポイントは「スプレット」と「約定力」です。ここでは、その重要性を改めて認識していただければと考えます。

「取引コスト」がスキャルピングの結果に最も影響を及ぼす

 比較サイトなどでも最も注目されるスプレットですが、相場状況によってそのスプレット幅は変動します。また、FX会社がその時に提示しているスプレットが仮に狭くても、実際に取引をした際に正確な価格で約定をしない場面(スリッページ)も起こり得ます。結果として、「取引手数料」+「提示スプレット」+「スリッページ分」=「取引コスト」となるため、これらを総合的に判断して取引コストを減らすことが、スキャルパーが利益を上げる絶対条件となります。

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 つまり、「広がりすぎないスプレット」と「スリッページしない約定力」を兼ね備えたFX会社選びが重要となります。コツコツと機械的に利益を積み重ねるスキャルピングFXにとって取引コストを極力下げることが肝となるため「狭いスプレッドと高い約定力を持つFX会社探し」はスキャルパーが常に行うべき努力であると言えます。

 

スプレットが広がる2つの場面

 DD方式を採用するFX会社はレートをディーラーが操作するため、スプレット幅も自由に動かすことができます。では、どのような場面でスプレット幅が広げられているのでしょうか。

ー 大きな相場変動によりFX会社がリスクヘッジを行う場面

 DD方式を採用するFX会社の場合、インターバンクから提示されるレートに自分たちの利益を乗せて顧客に取引をさせています。大きな相場変動があった場合は、インターバンクのスプレットが広がるため、FX会社も損失を出さない(利益を確保する)ためにさらに広いスプレットを私たちに提示します。

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 その提示レート(スプレット)は、1秒未満の短い時間に判断しなければならず、リスクを恐れるFX会社は瞬間的に30pips〜40pipsほどスプレットを広げることもあります。DD方式のFX会社は自分たちの利益と顧客の利益が相反するため、このような場面をキッカケに多くの顧客離れを引き起こすことも少なくありません。

ー FX会社が利益を得るために「ストップ狩り」を行う場面

 あまり知られていませんが、国内海外問わずほとんどのOTC(DD)方式を採用するFX会社は、意図的に約定拒否を行ったりスリッページを発生させているのが現状です。なぜか「日本のFX会社は正しく注文を通している」と考える方が多いのですが、残念ながらOTC方式(DD方式)を取る国内のFX会社も「ストップ狩り」と呼ばれる操作を行うことで、少しでも多くの利益を取りにいくのが現状です。

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 DD方式を採用するFX会社は「インターバンクからの仕入れレートに利益を乗せたスプレット幅を顧客に提示」しているため、意図的に広げたスプレッド分すべてが利益となります。顧客の注文状況(ストップ注文の価格や取引量)が常に確認できる環境にあるディーラーは、そのスプレット幅の調整が技術の見せ所であり、得た利益がディーラーの評価となります。

【例】 ドル円のストップ注文が100.00円に1,000万通貨並んでおり、現在のレートが100.02円で停滞しているとします。そこで、ディーラーが一瞬だけスプレットを2銭広げてストップ注文をすべて約定させたとすれば、1000万通貨×0.2銭=20万円の利益を上乗せすることができます。

 補足として、ノミ行為を行うFX会社は顧客の損失がすべて利益となるため、NDD方式であっても同様にストップロス注文を狩りに行く場面も多くあることを付け加えて起きます。

Dr.Scalpinがオススメする海外FX企業

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NDD方式を採用する海外FXブローカーのXMです。安定した約定力がスキャルピング向き。取引ボリュームが多い方には狭いスプレッドの「Zero口座(手数料制)」も用意され、本格的なスキャルパーも満足するスペックが用意されています。ちなみに、私は「スタンダード口座」と「Zero口座」の両方を開設して取引ボリュームごとに使い分けています。

まずはXM「スタンダード口座」での開始を推奨いたします。
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※口座開設フォーム内の<取引口座詳細>でご希望の口座コースをお選びください。

この記事の著者

Dr.ScalpinスキャルピングFX投資家

スキャルピングを始めて12年目を迎えた2児の父です。5年前から専業スキャルパーとして活動していますが、日本ではスキャルピングの情報が少なく、間違った情報が蔓延しているので『スキャルピングFX大辞典』として情報配信を始めました。なお、いろいろ試した結果「ボブ・ボルマン氏のスキャル手法が最強」という結論です。

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